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なんか気になったので絵本出版業界について調べてみた

2016.04.05Cat:Blog 営業

出版不況と言われていますが絵本はどーなの?

世の中は出版不況が声高に叫ばれています。

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(´-`).。oO(叫ぶおじさんの写真。特にいみはないです。

現在、1年間に国内で出版された書籍と雑誌の売上高は1兆6000億円を割り込む程度なのですが、これは市場規模がピークだった1996年の2兆6563億円の6割を下回る水準だそうで。

こりゃひどいですね。

じゃあ、絵本はどーなの?(もっとヒドそうだな)と思って調べてみますと、

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これが実はそんなにヒドくないんですね。

絵本が比較的売れてる3つの理由

  1. 子供は減っているが子供一人あたりにかける教育費はそんなに減っていない?
  2. 学校や図書館で最低限度の数は買い支えられている?
  3. 大手が参入して、出版点数が増えている。

1と2は推測ですが、3はマジっぽいです。

小学生向けのエンターテイメント小説がブームになったときに、大手出版社がこぞって児童文学に新規参入、または力を入れ始めたそうです。

異色なところではブックオフが2012年にプライベート絵本ブランドを立ち上げて、価格は税込み500円。
公式通販サイトや一部ブックオフ店舗、書店などで売られています。

また、作品の作り方も一風変わっていまして。

出版する絵本は、フジテレビKIDS などが主催する一般公募の「Be 絵本大賞」の選考から漏れた作品の一部。同賞はこれまで4回実施され、累計6288件の応募があるものの、絵本として出版されるのは一部の作品だった。

そこで、同社は「子どもたちにもっと多くの絵本を読んでほしい」という思いから、選考には漏れたものの良質な絵本作品を出版することを決めた。今回出版するのは「Be 絵本大賞」の過去の優秀作品賞・特別賞獲得受賞作品を中心とした7タイトル。
http://www.advertimes.com/20120913/article85562/

新作よりもどうしても古典が売れちゃう絵本業界

出版業界の低迷のわりには善戦している絵本ですが、どうしても克服できない問題もあります。

それは、新作よりもどうしても古典が売れてしまうという事情です。

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トーハンが出している絵本国内ベストセラーリストを見ると、1位いないいないばあ、2位ぐりとぐら、3位はらぺこあおむし……

めっちゃ見たことありません?? 我々が子供の頃に読んだものと変わりなくないでしょうか。

つまり、ほんの一握りのベストセラーは売れ続け、新作は数をたくさん出すことでなんとか全体として売上を立てているという状況なのです。

たしかに絵本の場合、親が子供に選んであげることになるのですから、「よくわからん新作」よりは「自分も読んで思い出深い古典」を与えてしまう気持ちもわかります。

でじたる絵本の未来

では、これからの絵本はどうなるのでしょうか。

角川グループホールディングス会長角川歴彦さんは、「電子書籍に一番向いているのは絵本ではないか?」とインタビューで答えています。

「電子書籍に一番向いているのは絵本ではないか?」と角川さんは語る。iPadが出たときに、直感的にこれはデジタルえほんが一番いいと思ったというのだ。これまで、子どもたちも含め、日本人には、パソコンは向かないと言われて来た。タイプライターで言葉を入力する習慣もないからだ。だから、日本は情報化社会に取り残されていくと言われてきたという。しかし、iPadが登場すると、子どもたちは当たり前のようにタッチして使う。「タッチ革命」という言葉が生まれた。そのタッチ革命で、日本人の生活は、がらっと変わった。西洋人に立ち後れる理由がなくなったのだ。ITの技術革新はアメリカで始まったが、すでに日本人のDNAになっている。それは子どもも同じ。これまでは、保護者が子どもに与えるのはテレビだったが、今の親をみていると、タブレットを与えている。「テレビでも見ていなさい。」ではなく、「タブレットでも見ていなさい。」となった。子どもたちはデジタルネイティブだが、お父さんお母さんもデジタル世代。新しい時代へと革命的に変化している。「子どもたちの経験は、テレビで見たではなく、タブレットで見たに変わってきています。テレビが誕生してから60年。歴史がいま大きく変わろうとしています。」
http://www.canvas.ws/nanako/?p=195

たしかに、小さな子供たちが親のスマホやタブレットを触りたがるという話はよく聞きます。

僕はなんとなく子供たちには紙の本に触れてほしいという気持ちがあるのですが、ただの感傷でしょうか。

紙への愛着も、デジタルへの抵抗もゼロの子供たち。
彼らの選択や如何!!

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HashimotoHiroki
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