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スパイ社会

2016.10.25Cat:その他
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中国ではまったく報じられていないが、英インデペンデント紙が報じたところでは、中国政府は、全国民に向けた評価システムの導入を検討しているという。その評価で全国民の人生と運命が決まるようになる。監視機関は職場での勤務成績、ネット検索やSNSなどのウェブでの行動を評価し、一定数のポイントを与えることを計画しているという。ポイントは多いほど良い。マイナスのポイントもあるに違いない。
すでに中国政府が、百度を使ってスパイウェアを不正にインストールしたり、百度スパイダーが頻繁にネット情報を盗み読みに来たりしていることはよく知られている。その結果、「天安門事件」などの反政府的なキーワードが使われているアカウントが突然閉鎖されたり、海外からのアクセスが遮断されたりする。予告も理由も一切なく、いつ回復するかもわからない。このため6月4日に起こった天安門事件の暗号として「5月35日」が使われていることも有名だ。

こうしたネット検閲の延長線上で、国民ポイント制があっても不思議ではない。もしもこの政策が実施されるなら、中国人は消費、借金、仕事、ネットでの行動を、政府の都合で評価されるようになる。低評価の市民、反政府的とレッテルを貼られた市民には、海外旅行、銀行ローンを組むといった許可が出されなくなるかもしれない。銀聯カードやクレジットカードの発行もできなくなるかもしれない。新法の素案(そあん)では、人々の行動のデータは「可能な場所ではあらゆるところで」考慮されるようになると書かれてあるそうだ。雇用者が伝える情報が重視されるなら、上司に逆らえなくなる。

中国政府は、具体的にいつこの評価システムが制定されるかは発表できないが、公務員については2020年までに稼働(かどう)させるという。低い評価を得た裁判官や行政官は、昇進できなくなったり、中央政府機関や大都市の事務所で働けなくなる。
まるでSFのようだが、中国政府はやるかもしれないし、すでにやっているかもしれない。。。

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