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心理的価格設定 (psychological pricing) について考える

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よく見る定義

心理的価格設定 (psychological pricing)でよく見かける用語は、端数価格威光価格慣習価格、あたりではないかと思います。

端数価格

(odd price /charm pricing)
30,000円よりも29,900円のような9や8を伴った価格に対して、最大限安くなっていると錯覚する価格のこと

威光価格

(prestige pricing)
品質の高さやステータスの高さを訴えるために、わざと高く設定されている価格のこと。高級ブランドなどブランド力を高めるためによく用いられているそうです。名声価格とも言われるそうです。

慣習価格

(customary pricing)
お茶の500mlペットボトルの価格は大体150円ぐらいというように、社会慣習上ある程度定まった価格のこと。

じゃあ実際の戦略は?

上記の3つの価格に対する説明は日本語のマーケティングの基礎的な本には大体書いてあるように思います。
しかし、実際のストラテジー、具体例は知らないなと思い調べて見ると、以下のサイトが参考になりそうでした。

The Psychology of Pricing: A Gigantic List of Strategies

The Psychology of Pricing: A Gigantic List of Strategies
引用元が論文からなので錯覚かもしれませんが信頼性は高そうです。しかも比較的新しいものが多い。
面白そうなものをいくつかピックアップしてみました。

The Psychology of Pricing: A Gigantic List of Strategies

TACTIC 21: Don’t Bundle Expensive and Inexpensive Products

高い商品と安い商品の抱き合わせ販売はしないほうがいいという内容。安い商品が高い商品の価値を下げてしまうためだとか。
TACTIC 21: Don’t Bundle Expensive and Inexpensive Product

TACTIC 34: Offer Free Trials Toward the Start of the Month

直訳すると「月初のうちにフリートライアルのプロモーションをしかけよう」なんですが、内容的には「プロモーションは月初のうちに!」という内容でした。
月初のほうが、個人的な予算、財布に余裕があるから、月初のうちにプロモーションを仕掛けた方が、月末のお金ない時よりも契約が進みやすい、買ってくれるよ!みたいな内容でした。
TACTIC 34: Offer Free Trials Toward the Start of the Month

TACTIC 35: Offer Discounts Toward the End of Month

これは上記のものとは逆に、消費者は月末のほうがお金ないから、月末にディスカウトしたほうが食いつくという内容。
TACTIC 35: Offer Discounts Toward the End of Month

TACTIC 42: Show Product Then Price (for Luxury Items)

高級な商品は商品を提示した後、価格を提示したほうがいいという内容。
TACTIC 42: Show Product Then Price (for Luxury Items)

TACTIC 43: Show Price Then Product (for Utilitarian Items)

これは上記のものとは逆に、いくらでもある商品は、価格を提示したほうがいいという内容。
TACTIC 43: Show Price Then Product (for Utilitarian Items)

所感

マーケティングの記事は英語のほうがおもしろいものたくさん出てきそうです。もう少し調べてみたいと思います。
pain of payingという言葉が何回か出てきていますが、日本語では出費の痛みと訳されているようですね。
willing to payみたいな感じでそのままでもいいような気がします。う〜ん。

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