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経産省「電子商取引に関する市場調査の結果」2016年版を発表

2017.05.08Cat:EC

EC業界で最も引用されているであろうあの調査結果が今年も発表された。

http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170424001/20170424001.html

ことしはだいぶ早く発表されてびっくりだ。

 

国内EC市場

2015年のEC市場規模は15兆1,358 億円 (+9.9%)

EC化率は5.43% (+0.68%)

 

昨年度の市場規模の伸び率が昨年度は7.6%、EC化率が同+3.8%だったのに比べると伸び率がかなり上昇したと言える。

 

特に物販系の伸び率が高く、その他を牽引している。(下図)

今年度の報告書

 

昨年度の報告書

 

 

物販での業種別市場規模の順位は以下の通りで昨年と同じだった。

1位:衣類・服装雑貨等 1兆5297億円 (+10.5%)

2位:食品、飲料、酒類 1兆4503億円 (+10.2%)

3位:生活家電、AV 機器、PC・周辺機器等 1兆4278億円 (+9.0%)

生活家電、AV 機器、PC・周辺機器等 は昨年度の伸び率が3.1%だったのでかなり伸びたようだ。

 

越境EC

国別ランキング。5位までは昨年と変わらず。

新しくインドがランクインした。伸び率は56%と中国を抜いており、人口を考えても今後注目だ。

今年度の報告書

昨年以下のようにコメントしたのだが、今年は

米:3983.5+英:1060.8+日:774.1+独:576.5+韓:456.3+仏:385.5+加:266.2+豪:183.4+印:160.2 = 7846.5

と、2位空10位まで合計しても中国1国に追いつかない状況となった。

 

 

ランキング2位〜7位の6カ国の市場規模の合計は

米:3406.1 + 英:993.9 + 日:895.5 + 独:618.4 + 仏:426.0 + 韓:388.6 = 6728.5

で、中国 1国の市場規模6720.1とほぼ変わらない。

仮にこの6カ国向けのECをやるとすると、英語、ドイツ語、フランス語、韓国語の最低4カ国語でのサポート体制が必要になる。

そこにコストをかけるよりは、中国1国に絞って広告費を集中させたほうが成功率が高くなる

 

次に、日米中間の越境ECの市場規模。

中国が日米からの購入額がそれぞれ1兆円を超えた。

日本からの購入額の伸び率は昨年度が31.2%と微減だった。

全体の伸び率40%に比べて未だ低いので、売り手側のやり方次第でもっと伸ばせるだろう。

 

次は世界の越境EC市場規模について。

2016年の越境EC市場規模は4,000億US ドルだったとのこと。

今年度は更に伸びて5,000億USドルを超える予想とのことだ。

 

世界の越境EC市場規模

 

 

 

まとめ

以下の図を見ると、中国のネット利用者1人あたりの年間EC利用額が日本の倍近くまで成長している。しかも市場規模は12倍だ。

 

 

越境ECをとりまく環境は昨年度でかなり整備されたと思うので、今年度は拡大期になることを願う。

 

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hoshino
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