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【中国関連時事】日本企業と中国企業の切り離せない関係

2020.08.07Cat:アジア グローバル

 

8月4日に、百度(バイドゥ)は、「日本企業にとって中国の資材供給チェーンは非常に重要である一方、 中国にとっても日本企業の存在は大切だ」との記事を掲載しました。

 

記事のポイント1:

日本企業にとって、中国からの供給チェーンから抜けるにしても、中国への販路を止めるにしても難しい。

米国による中国企業への強い圧力や、日本政府による「本国回帰」支援政策の影響を受けながらも、 多くの日本企業にとっては中国の供給チェーンから離脱するのは現実的に難しい選択であると紹介している。 同時に、日本企業からの供給は中国にとっても非常に重要だと伝えています。

 

記事のポイント2:

中国企業にとって、日本から中国への供給が続くことは、将来的に「呼吸する」ためにとても重要。

現在、中国企業は特にIT関連企業を中心に米国から世界的な封じ込めを受けている。 このような状況では「日本からのサポートや供給が非常に重要になってくる」と説明している。 日本の工業はかつてに比べて衰退したものの、今なお重要技術では世界トップクラスを誇っている。 「米国の脅威によって中国の科学技術企業が世界の供給チェーンから疎外されようとしている中、 日本から中国への供給が続くことは、中国企業にとって将来的に「呼吸する」ためにとても重要である」と論じ、 日本企業にエールを送っています。

 

記事の感想】

中国とアジア地域の経済一体化はすでにその基盤が出来上がっている。 日本や韓国、そして東南アジア諸国のどの国も中国との密接な経済関係から撤収することは困難であり、必要でもない。

米国による封じ込めを受けている中国にとって、日本企業からの支援はこの状況を乗り越えるために大きな支えになる。 逆にもしも日本企業が米国の封じ込めにこぞって加担したとしても、アジア地域から孤立することになった日本が、その補償を米国や西欧各国から得られる見込みは乏しい。

米国と中国による世界経済のブロック化が急進展する中、 日本と日本企業がどのようなオプションを取るかは予断を許さない。 将来の世界経済の構図にとって、日本は大きなキャスティングボードを握っていると言える。 この状況は日本経済にとってリスクではあるが、チャンスでもあり、情勢を冷静に見極める必要がある。

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