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EC・ネットショップ運営に役立つ写真・映像の撮り方 食べ物編 その2

2014.06.03Cat:デザイナー

今回も商品として食品として扱っている方向けに、より良い印象を与える写真・動画の取り方です。

やはりおいしそうに見えないといけないのですが、食べ物がおいしそうに見える要素として「艶」あるいは「テカり」があります。

キラキラと輝いて艶のある物に対して、人は「新鮮さ」や「瑞々しさ」、「濃厚さ」、時には「温かみ」などを感じとります。食品の画像・映像を撮るときには欠かせない要素です。

街中を歩いていて飲食店のメニューを載せたポスターなどを見てもらうと良くわかるのですが、使用されている写真はほぼ100%といっていいほど艶をきちんととらえた物になっています。

食品をおいしそうに見せる艶の出し方

では具体的な艶の出し方ですが、ポイントは「被写体の温度」と「光の反射」です。

「被写体の温度」ですが、これは撮影する食品によって変わってきます。言わずもがなですが、艶を出すためには表面が滑らかで当たった光を反射しやすくする必要があります。

例えば炊き立てのご飯と、少し冷めてしまったご飯では艶が違うのは容易に想像できる思います。糖質の物や脂が表面についている物は、できるだけ温かいほうが光を反射してくれます。ラーメンのような食べ物も脂が固まってしまうと光の反射が弱くなるのが想像しやすいと思います。つまり実際に食べるのと同じでできるだけ温かいうちに撮る事が大切です。

撮影中に画角や構図をあれこれやっている間に冷めて艶がなくなりますので、温かい食べ物を撮影する際は実際の撮影前にダミーで画を決めておきましょう。

(ちなみに下の写真は艶をうまく出せていない例だと思います)

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反対に野菜や果物の中には冷えていた方が、形状から艶を出しやすくなるものもあります。たとえばトマトやブドウなどは、皮が張って球面のようになっていた方が反射してくれます。こういった食材の場合は撮影する直前まで冷たい水につけておくと、温度も下がるし、幾分か水分を吸ってくれるので皮に張りが出て艶を出しやすくなります。さらに水滴がついている事で、水滴による反射もおこります。

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艶を画像としてとらえるには食品で「光を反射」させてその「反射」をうまく捕える必要があります。

ライティングは基本的に上から当てていますから、はじめはよく陥りがちですが、艶を撮ろうとして体をいれてしまうと

光をさえぎってしまいます。

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そこでよく行われるのは「八百屋」といわれる事が多いのですが、食品を傾けます。(もちろん汁ものはこぼれない程度に)

被写体に隠すようにボール紙などを丸めて台をつくり角度をつけます。

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さらに鏡を使い狙った所に反射を起こします。

食べ物の物撮りの際に撮影現場ではよく卓上鏡を使用します。小さ目の卓上鏡を使って丁度テカりが出る部分に光を当てます。

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最終的にレンズに反射した光が入ってくるように調整します。

被写体自体に艶を出そうをしているので、映り込みには気をつけて下さい、仕上がってみると自分が映り込んでいたなんて事がないように。分かりきった事かもしれませんが、そのためにも室内の電気は撮影して下さい。

そして「艶」とはちょっと離れるかもしれませんが、食べ物はできるだけ寄り(狭い画)で撮った方がおいしそうに見えると思います。グルメ番組などでも寄りの画を多用しています。退いた画になるとおいしさが伝わりません。

 

 

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