2016/04/20
CINEMA4Dで作ったVR動画をyoutubeにアップする
VR動画ってどうなってるの?
以前にご紹介したCineversityで提供しているプラグインを使ってCINEMA4DでVRのレンダリングができたので、動画をyoutubeにアップしてみました。
youtube向けのVR動画は上が左目、下が右目で見るための映像になっています。アスペクト比は16:9、解像度は3840×2160です。いわゆる4Kという事になるので、短い尺でもかなりのレンダリング時間になってしまいます。
CINEMA4Dから書き出したファイルが画像の場合はをafter effects やpremiereに取込み動画に変換します。このとき、after effectsの場合ならコンポジット設定で解像度3840×2160、premiereならシーケンス設定で解像度3840×2160にしておいてください。
VR動画のレンダリング時間を短縮する方法
繰り返しになりますが、4Kのレンダリングは恐ろしいほど時間がかかるのでカメラなどをアニメーションさせている場合は最終的な尺の2分の1くらいになるように、倍の速さでアニメーションさせてレンダリングします。premiereに取込んでからタイムリマップでスローをかけて最終的なアニメーションのスピードに戻します。思いついたので実際にやってみたところレンダリング質を下げたり、解像度を落としてレンダリングするよりも品質は良いようです。(ボーカロイドなど音に合わせて動きを付ける時には向かない方法かもしれません。)
メタデータを張り付ける
youtubeに360度動画という事を認識させるためにメタデータを動画に張り付ける必要がります。
まずはyoutubeのヘルプページから専用のアプリケーションをダウンロードします。
https://support.google.com/youtube/answer/6316263?hl=ja
アプリケーションを立ち上げて、動画を開き、全てにチェックをいれてから「Save as」で保存し直せばメタデータの添付が完了です。
VR動画をyoutubeにアップロードする
通常の動画と同様に「動画をアップロード」でVR動画を選択します。
処理済みになったら、「情報と設定」から3D動画にチェックを入れて、「Top to Bottom Left on Top」を選択して更新します。
動画をアップしてからVR動画として認識されるまで多少時間がかかります。
完成したVR動画
アニメーションがない動画
カメラにアニメーションを付けた動画
カメラにアニメーションをつけた動画はレンダリング時間短縮の為、マテリアルが貼ってありません。この動画をCINEMA4Dでレンダリングした際にかかった時間は約7時間でした。
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スターフィールド編集部
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