STERFIELD

2016/05/31

アマゾンペイメントまとめ

アマゾンペイメントまとめ

私のまわりのEC事業者の皆様において、最近アマゾンペイメントの話題が非常に多かったので、まとめてみました。

公式サイトはこちらです。

Amazonログイン&ペイメント

正式名称は

Amazonログイン&ペイメント

ちょっと長いなと思っていたのですが、ただのAmazonのセキュリティや情報を流用した決済代行ではないもうひとつの機能のために、このような名前になったのではないかと推測しました。

もうひとつの機能とは、Amazonアカウントにログインをするだけで住所情報を入力しなくてもよいということです。

これは、他のPaypal決済にはない画期的な機能で二つの機能を備えているからAmazonログイン&ペイメントなんだと理解しました。

amazonペイメント

実際に、Amazonペイメントを導入しているサイトで決済の途中まで進んでみた結果が上記です。

Amazonに登録している発送先住所を参照するので、フォームの入力はAmazonアカウントのID&PWのみで済みます。

導入費用

項目価格
物理的商品・サービスの販売4%
デジタルコンテンツの販売4.5%
初期費用無料
月額費用無料
トランザクション料無料
振込手数料無料

手数料は単純明快ですね。4%は最安ではないですが、その他の費用が掛からないので、心理的な負担もなく初期から導入可能ですね。

月商が3桁万円を超えるECサイトにとっては、この料率は響いて来ます(自社のクレジット決済であれば大抵もっとよい料率で契約出来る可能性がある)が、いずれにしてもその他の費用が別途発生しないので、機能追加としては、容易です。

3つのメリット

以上から購入者側のメリットをまとめてみると以下の3つに集約されることが分かります。

  • カード番号の入力省略
  • 住所の入力省略
  • Amazonマーケットプレイス保証を受けられる

購入者へは、利便性と安心が同時に提供されるので、導入企業側としてもフォームの入力での離脱や、安心をAmazon側が担保してくれることによる転換率の向上ということでのメリットが大きいです。

まとめ

やはりというか、脅威というか、Amazonアカウントを持っている層と合致する商材を扱っている業者は、導入しない理由がないのではと思われる内容でした。

他の楽天ID決済やYahooウォレット決済と組み合わせれば、通販サイトの購入層をほぼ網羅出来るのではと思います。

弊社が扱うカラコンでは、どうだろうか?市場調査と共に検討したい。

Author Profile

著者近影

YUJI MEZAKI代表取締役副社長

代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/

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