2017/06/14
世界のカラコン事情 マレーシア編
日本、韓国、中国においてカラーコンタクトレンズは女性のオシャレアイテムとして十分に浸透していますが、その他の国ではどうなのでしょうか?
成長を続ける東南アジア地域は、市場としても非常に気になるところです。どんなレンズが流通しているのか?どれくらい浸透しているのか?少しではありますが今回はマレーシアをリサーチしてみました。
どんなレンズが流通している?
メーカーとしては「Fresh Kon」と「HORIEN」という社名がすぐに検索にヒットします。おそらく現地の大手メーカーのようです。
まずレンズのデザインですが、トーン数(色の数)は3トーンまでちゃんとあるし、瞳に自然になじむドットで色を付けているデザインも存在していて、日本メーカーの製品とさほど違いは無い印象を受けました。違う点としては派手な色使いが多い感じがします。
使用期間については日本よりも長い使用期間のレンズが多く出回っているようです。日本では以前まで1年間使用可能なコンベンショナルと呼ばれるタイプのカラコンが存在しましたが、現在は1か月間が最長の使用期間になります。それに比べてマレーシアでは3か月間使用や半年間使用可能なレンズもあるようです。
含水率やUVカットなどその他の要素についても、日本メーカーと何ら変わらない印象です。それもそのはず、HORIENのレンズを製造しているのは、日本で流通しているカラコンも製造請け負っている企業でした。
日本製と同等の品質のレンズが存在している以上、マレーシアでカラコンを商材として扱うにはそれなりのブランディングが必要になりそうです。
どれくらい浸透しているのか?
下の動画はマレーシア人女性によるカラコンのレビュー動画です。
こちらはMira Cikcitさんというコスメや美容をメインにしたブロガーさん。ちょっと有名なようです。
http://miracikcit.blogspot.jp/2015/07/review-review-horien-eye-secret-38-3.html
ここでもどちらかというと派手めなレンズを使用していますが、顔がはっきりしているマレーシアの方にとっては派手目なレンズが人気のようです。
すこし検索しただけでマレーシア人女性による動画や記事がかなり出てくる事を考えると広くカラコンは浸透しているようです。
先ほどご紹介したFresh Konの製品を扱っている店舗数は1862もあり、リアル店舗でも容易に購入できるようです。
Author Profile
スターフィールド編集部
SHARE