STERFIELD

2018/09/14

ECにおいての「配送」と「ビジネス」~リードタイム~

ECにおいての「配送」と「ビジネス」~リードタイム~

「EC」=「配送」の構図 ~リードタイム~

日々ECサイトを運営している中で「いつ届きますか?」「発送はまだですか?」等、ECが浸透している中で常にお問い合わせいただく内容だと思います。
それに対して品物を運送していく時間が発生する事が直接的な関係性となっています。

顧客側からすると単純に「スピード」に対するフラストレーションと一言で片付ける事できます。

昨今、お届けの「スピード」は顧客のフラストレーションを打破するオマケ的なサービスとして打ち出されている店舗さんは数多く存在し、我々もその中の一つです。

BtoC配送の大手業者である佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便などは一言で「割に合わない」という理由で賃金の値上げ、ルールの厳格性など苦痛を訴えるような施策を行っています。
これもひとえにEC事業が拡大したことにより発生した事項であり、問題ともなっています。

そんな中、「当日配送」「出前」等のキーワードのビジネスが各業界で拡大しています。

メガネ、コンタクトレンズ販売大手のメガネスーパーの施策

8月29日コンタクトレンズの当日配送ができる店舗数を42店舗まで対応可能とし、顧客は出前注文サイトの「出前館」というサイトを経由してコンタクトレンズを注文することで届出先が対象店舗の付近であれば、2時間以内にお届けすることができるというシェアデリバリーサービスです。

内21店舗ではメガネスーパースーパー以外の、地域に詳しい配達員がコンタクトレンズの配送を行い、残りの対象店舗ではメガネスーパーの従業員が自ら品物を配送するという仕組みとなっており、これに踏み切った理由としては先行店舗での「新規顧客獲得」に効果があった為、サービス拡大を決行。
※現在はECでの運用予定は未定としている。2018年9月時点

ECで運用すると… リード

出前でお届けというのは顧客のフラストレーションを解消する上で非常に魅力的な内容です。
また、「出前館」等の申し込みサイトに掲載できることで自社サイトの広告効果や客層の幅を増大させる等の期待できます。

しかし、ECで行う場合には性質上、やはりリソースが問題となります。
そもそもECなどを運営しているIT企業等のほとんどはビジネスにおける理念の中に「少ないリソース」で収益を上げるという考え方があより顕著に現れた体系が多いです。
その点実店舗販売は販売員が必須でありECでいうところの配達員ということになります。
ですので、販売員が配達員になる事ができるので、自社完結し易いと思います。

これらの事から考えるとフリーランス系の配達業者に受託を行うか、少々荒い考えではありますが地域住民に1件○○円等の契約を行い、お小遣い稼ぎを行っていただくことで解消できるという意見がでます。

いずれにせよ、「スピード」に伴うフラストレーションを軽量化していくということはこの先も追求し続ける必要が大いにあると思われます。

 

 

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スターフィールド編集部

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