2018/12/12
クリック率を向上させるGoogleの拡張機能とコンテンツ別適正機能
クリック率を向上させるGoogleの拡張機能とコンテンツ別適正機能
今回はGoogleが発表した検索結果においての拡張機能とコンテンツ別適正機能についてまとめました。
あらゆるWebビジネスにおいてのプロモーションやサイト構築の基盤となる重要な内容です。
サイトの検索結果機能を有効にする
Google では、検索結果に含まれるページをさまざまな形式で表示できるようになっています。
検索結果掲載において自動で生成される内容もありますが、まずは基本となるものは下記となります。
■通常の青色リンク:
最も一般的なリンクの表示方法でお馴染みとなっております。
サイトのタイトル等で使用され、さまざまな特性に基づいて Google がふさわしいタイトルを決定しますが、<title> タグに希望するタイトルを指定できます。
■拡張機能:
検索結果ページの要素です。
パンくずリスト、サイトリンク検索ボックス、企業のロゴなど、クリックをせずにある程度の内容が把握できるようになっており、検索結果やリッチリザルトの見栄えをさらに向上させることができます。ほとんどの拡張機能にはページの構造化データが必要です。詳細
■リッチリザルト:
リッチリザルトとは、クチコミの星やサムネイル画像、視覚的な追加機能などグラフィック要素を含む検索結果のことです。また、リッチリザルトはリッチカードと呼ばれることもあるため、Search Console リッチカード レポートなどで「リッチカード」という名称が使用されています。検索結果に単独でリッチリザルトを掲載できます。
■ナレッジグラフ カード:
Google ナレッジグラフとは、複数のキーワードの関連ページから集められた情報のことで、画像、テキスト、リンクと一緒にリッチリザルトに表示されます。リッチカードとナレッジグラフは見た目がにています。ナレッジグラフの結果には、企業ロゴ、優先するサイトの名前、ソーシャル プロフィールのリンクが含まれる場合があります。ナレッジグラフは、将来的にすべての schema.org の要素(このドキュメントでは説明されていません)に対応する予定です。
■強調スニペット:
ユーザーが Google 検索で質問すると、サイトから抽出された検索結果が強調スニペット ブロックとして検索結果ページの上部に表示される場合があります。詳しくは強調スニペットについての記事をご覧ください。
■Onebox の検索結果:
OneBox の検索結果には、インラインの回答やツール(例: 現地時間の OneBox や翻訳の OneBox など)が表示されます。検索結果にカスタム OneBox を追加することはできません。
これらの検索機能を追加することで、検索を行うユーザーの希望する情報へと繋がりやすくなり、ウェブサイトの利用も増えることが期待されます。
各種コンテンツに適切な機能
一部の機能は、サイト上の特定の情報に対してのみ対応しています。たとえば、クチコミの星はレシピには利用できますが、データセットには利用できません。また、特定の端末(モバイルやデスクトップ)にのみ対応している機能もあります。以下の表に、ページやサイトのコンテンツごとに利用できる機能を記載しています。サイト全体で機能するものもあれば、ページごとに機能するものもあります。
コンテンツの種類 | 機能や拡張機能 |
---|---|
記事 / ブログ | 記事、AMP、ファクト チェック、読み上げ |
書籍 | 書籍、クチコミ |
教育 | コース、カルーセル、データセット |
エンターテイメント / メディア | カルーセル、クチコミ、メディア操作、動画、ポッドキャスト(動画のベスト プラクティスもご覧ください) |
ビジネス | 店舗や企業のアイデンティティ情報、ローカル ビジネス(実店舗がある場合) |
イベント | イベント |
レシピ | レシピ、カルーセル、AMP、クチコミ |
商品 | 商品カテゴリ、クチコミ |
科学機関 / 研究機関 | データセット |
求人関連のコンテンツ | 求人、職種、雇用主の平均評価 |
すべての種類 |
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内容としてはある種基本的な事項となりますが、優良サイトとして認識を得ることができ、検索結果表示時にしっかりと構えプロモーションをする事で、サイトへの流入などの効果が期待できる内容です。
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スターフィールド編集部
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