Webサイト分析とAI
WebマーケティングとAI分析ツール
はじめに
せっかく集客しても、 コンバージョンに至らなければ集客施策をいくら行っても意味はないと考えます。
そこでデータの収集と分析が必要となってくるのですが、基本的にそのデータが膨大なものとなる為、収集が「目的」となってしまう体制が氾濫するのも事実ですし、突き詰めていくと時間も労力も膨大なものとなるので見落としが起こり可能性の損失を発生させます。
効率の良い立ち回りとしてWebサイトも単なる「ツール」としてビジネスの目標設定を明確にすることが最優先であり、その結果見るべき指標が分かり、それを伸ばすためにどのデータを活用して施策を立てていくかが本質を捉えたものと言えますが、この時別データにおける発展的な部分を見ていく必要もある為、Webサイト運営には「今」と「別案」の2軸が考えの基盤となるというのが筆者の見解となります。
Webサイトの良質改善には、サイト全体の数値ではなく、「広告等で自然検索経由で増えている」「 リピーター の CVR が下がって、売上が減少している」など、細かい分析が必要となります。
常に対象との結び付きを考えて行くことにより改善案を打てばよいかが浮き彫りになってきます。
大きな目標が変更する=サイトの根本的な改善、変更
目的から考えるセグメントをピラミッド型に設定し、分析していく事で、「根本的な改善」と「変化を見て対応する」2つのフェイズに分かれます。
まずは単純に 設定したセグメントのデータを活用して課題を洗い出し、アクションの量、コンテンツの充実度などでマインドと行動を誘導していくことでサイトの CV 数を伸ばせます。
そして改善が思い通りになるか否かは日々の数字を追い、変化に対応していくということことで上記の2フェイズを行う流れとなります。
これらの事から考えるAIの活用
ざっくりした内容で定義と説明を行いましたがこの様に実際にはそれなりに工数が必要となります。
その上広告等の集客を行うという側面の工数も追加されますので、さらなる上乗せとなります。
冒頭で書きました Webサイト運営における「今」と「別案」の2軸を成立させる為に本題である、「AI」を活用する事で解消、軽減を行う事でビジネスべースで見ていくことや「別案」などの視野拡張にも繋がります。
アクセス解析をすべて自動化する “AIアナリスト”をご紹介します。
有名なツールなのでご存知の方は多いとは思いますが、本ツールは分析工数が取れない、もしくは分析のスキルがない方でも、簡単にWebサイトの課題を発見して、成果の出るサイト改善を実践できるように開発とのことで、「Webサイトを分析してサイトの課題を自動で見つけてくれる人工知能」としてのツールです。
設定としてはGoogleアナリティクス と連携するだけとの事。
AIアナリストは Googleアナリティクス のデータを取得し、「根本的な改善」と「変化を見て対応する」2つのフェイズをすべて自動化します。
「改善」という点では、インパクトの大きいサイト改善案をお出しして、その改善案を実施した場合の CV 数の伸びしろや、そのデータ根拠を自動で出してくれます。提案は「 ページ Aから、 ページ Bへの誘導を強めましょう」のような分かりやすい日本語で出てくるので、改善のイメージもしやすいですね。
また「変化を見て対応する」という点では、過去のデータを人工知能が機械学習することで、 CV 数が大きく変動している原因を自動で見つけて、アラートを出してくれます。
例をあげると、「自然検索からの 訪問数 が伸びて、 CV 数が大幅に伸びています」のような報告が自動であがってきますね。なぜ、変化が起こっているかの原因まで教えてくれるので、その後の対策もスムーズに立てられますね。
長い期間かけて、少しずつ CVR が下がっていた、みたいな人間だと気づきづらい変化まで検知するので、問題が発生したときに、早く正確な対応ができるようになりますね。
https://ferret-plus.com/6716 一部引用
https://wacul-ai.com ツール提供者
今更というか新鮮なネタでなければ認めないという方もいらっしゃるとは思いますが、自分の立っている場合が新鮮で斬新でなければそんなものはないと言えます。
ですので、一つ参考にしていただけると幸いです。
Author Profile
スターフィールド編集部
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