2019/08/07
メールを送って届くまで

  最近は使わない人も珍しくない
ただし身近なメール。
それが送られてから届くまでの道筋について
(たまには)インフラ的な観点で綴ります。
ただし身近なメール。
それが送られてから届くまでの道筋について
(たまには)インフラ的な観点で綴ります。
流れ
  AからBというメールに送信する。
このときAという情報はそれほど意味は無い。
 
このときAという情報はそれほど意味は無い。
 
  1. Bという送り先がどこにあるかを検索する

  2. Bを管理してるB’に送る
  3. B’に届く
  4. B’からBを探して送る
というような流れ。
住所の検索
  メールアドレスは住所のようなもの。
aaa@bbb.com というメールアドレスに送る場合
文字列は以下のような意味を持つ。
aaa@bbb.com というメールアドレスに送る場合
文字列は以下のような意味を持つ。
  bbb.com : aaaを特定する最小単位の住所。マンションやビルなどに近い。
  aaa     : bbb.comに所属してる住所。各部屋に近い。
  では実際にまずはbbb.comを探す旅。
  bbb.com にMXレコードが設定されてるサーバーを探す。
  MXレコード。
  これは@以降のアドレスがどのサーバーであるかをネット上で定義してるもの。
  実際には mail.bbb.com のように定義されていて
  ① bbb.comのMXレコード = mail.bbb.com
  ② mail.bbb.com のAレコード = www.xxx.yyy.zzz (IPアドレス)
  のように「bbb.com 宛のメールは mail.bbb.comに送る」という定義(MXレコード)と
  「mail.bbb.comはwww.xxx.yyy.zzz(IPアドレス)」という定義(Aレコード)の①と②の2つで構成されることが多い。
 
住居人への配達
  最後にaaaという人にbbb.comの中から探しだして送り届けます。
  ちなみに適当な情報を送った場合、aaaが居ない可能性はありえる。
  その場合は「bbb.comにそんな人はいない!」という情報を一緒に送り主に返します。
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スターフィールド編集部
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