【コンテンツ】会社ブログを書き続けたら採用が出来た話【リクルーティング】
スターフィールドでは、全社員が月に一回ブログを執筆するということを業務として行っています。
タイトルにもしていますが、この度、初めての事象が起こったので、一度振り返って見たいと思いました。
新しいスタッフが入って来てくれたら毎回話す話ですが、何故ブログを書いているのか?
に対して一石三鳥を狙っているという話をします。
それは、
- 会社のプレゼンスを高めるためのマーケティングとしての場
- 職種がバラバラのチーム間での相互理解を目的としての場。(内向き)ブログの執筆と同時にナレッジシェアという名称で3分間発表会を行っています。プレゼンテーションを鍛えるという副次的な目的も。
- プロとしてアウトプットの場。(外向き)月一のアウトプットがある事でインプットの質と量が高まるという連鎖を狙って。
です。
どれか一つが欠けたら、ブログという形式を取らなくてもいいですし、ROI(投下する時間に対しての収益)合うの?という疑問も巻き起こると思いますが、現時点で7年目現時点で1500弱の記事をアウトプットして来ましたが、やってよかったと確信しています。
そもそもの発端は、検索エンジンで上位表示を獲得することがビジネスの肝となるWeb上のマーケティングの世界で、まだ検索エンジンとして発展途上だった為に今では、ブラックハットSEOと呼ばれる、中古オールドドメインでサテライトサイトを立てて外部リンクを貼れば順位が上がる時代だった頃、これからの時代、検索エンジンの言語解析能力が上がる為、コンテンツで評価される時代が来るという情報を察知したからです。
これなら、我々のような駆け出しのベンチャーでも先にやって、かつ、やり続ければ勝てるじゃんという発想からでした。
ブログを書き続けて起こった事の流れ
記念すべき第一回目の記事
内容が薄すぎて自分で恥ずかしくなりました。今でも薄いだろというツッコミはなしで。
しかしながら、2012年1月の初めの段階で、越境ECというキーワードに振って記事を書き始めたことを思い出しました。
そして、越境EC専用カートという製品として販売を始めるのは実に2016年4月のことでした。
週一でひたすら量産
今でこそ、月に一回ですが、当時は皆が通常業務をこなしながら、週一で執筆していました。正直この頃は、質よりも量。さらに、獲得PVが低い人は、さらにもう一記事を書くという地獄の連鎖を行っていましたが、この時は本当に負担が大きかったですね。より、コンテンツの質が問われるようになった昨今では、このやり方はもはやNGですね。
特定のキーワードで上位表示
100記事を超えるくらいでGoogleアナリティクス上でも反応が見られ、実感が沸き起こる。
2年くらいで10万PVを超える
主にBtoB時々雑記のような形式で進めていたため、PCで平日での閲覧がメインとなっており、今でもオーガニック検索が80%を超えていることから、この辺りで狙い通りの推移になり始める。
知り合いから調べ事していたらスターフィールドのブログに辿り着いたよと言われる
JavaScript、CSS、Symfony辺りのキーワードでだいぶGoogle先生からも評価を受けられるようになり、知り合いやパートナーさんなどの身近な方から意見を頂けるようになる。
ブログ賞制度の導入
定例業務とはしていますが、モチベーションアップの施策としてメンバーの投票による、1位に賞金が出るブログ賞という制度を運用し始めました。
初めての仕事のお問い合わせ
この辺りの時系列はちょっと曖昧ですが、いよいよ特定の技術に対して依頼先を探していた一般のお客様からお問い合わせが入ります。
純粋なメディアではないので、広告収入とは比較し難いですが、引き合いという実務に繋がるという現象が起き、投下した時間に対する一部回収に成功します。
その後は、コツコツと運用を続けます。
遂に求人の応募
そして、この度、スターフィールドの技術ブログ記事を通して、越境ECに興味を持ったというエンジニアの方から応募が来ました。
もちろん、技術ブログを見てくれていただけにメインの開発言語のマッチ度が100%。言うなれば最も即戦力に近い人が応募して来てくれたことになる。
エンジニア採用がとても難しいと言われる昨今において、こんなに喜ばしいことがあるだろうか?
まとめ
正しい方向で継続をすることが大切。
やり続けた先に、何らかの成果が出る。でも、その成果はいつ何が起こるのかは誰も分からない。
それでも、信じて正しい方向で継続をすることが大切。
検索に上位表示されることで会社の広報活動として始めたものだが、人が欲しがる情報を書けば、画面の向こう側で多くの人たちが見ているという本質。
今回は、開発ブログを見続けてくれた人が即戦力として応募してきてくれたという話でした。
越境ECのプロ集団としての情報発信
そして、最後に直近では、弊社のサービスサイト上にて、越境ECに絞ったコンテンツを発信しています。
是非ご覧ください。
https://launchcart.jp/contents/
引き続きエンジニアは絶賛募集中!
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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