STERFIELD

2020/03/11

8か月に渡るインターンの総まとめ

8か月に渡るインターンの総まとめ

はじめに

こんにちは。スターフィールド株式会社インターン生の菊池です。私は2019年の7月から内定者インターン生としてスターフィールドで働いています。今回は8か月間のインターンの総まとめをします。

まずどんな人物なのか

インターンの振り返りをする前に自分自身がどのような人物なのか簡単にご説明します。

生まれは大分県の大分市で中高はそれぞれ、バレー部と弓道部の副キャプテンとして部活動に専念していました。その後「東京で大学生活を充実させ東京で就職したい」と考えるようになり、駒澤大学へ無事入学をします。

大学では経営学部市場戦略学部だったのでマーケティングについて学んでいました。また、所属ゼミでは簿記を専攻して日商簿記3級を取得しました。(今では恥ずかしいほど覚えていません。)

サークルは大好きだった野球をするため軟式野球サークルに入り飲食店、工事現場でアルバイトをして稼いだお金をライブやサークルの合宿、小旅行に使って遊んでいました。

 

このように私は地方から出てきて遊びまくる典型的な大学生でしたが、就職活動に関しては周囲から引かれるまで取り組んでいました。企業の内面を知れることが面白かったこと、今後の日本社会に日々感じており、その焦りから頑張って取り組めたのだと思います。

就活は日本経済の衰退を感じていた点や自分自身の人生軸である『選択肢を持つ』という点から「個人の成長スピード」「事業の独自性」「事業の将来性」を軸に企業探しをしていました。

説明会でこんなにも軸に当てはまる面白そうな企業があるのかと思い、すぐに第一志望になりました。内定通知の電話が来た2月28日で私の就職活動は終了となりました。こうして私は新卒2期生としてスターフィールドに入社することになります。

インターンまでの流れ

当社では内定者が入社前にインターンが出来る制度があります。他の企業の内定者インターンの頻度は分からないのですが、自由に決めていいと伝えられたので入れるだけ入りたい旨を伝えました。理由としては就活中に他社の説明会で聞いた「社会人としてのスキルは3年で決まる」といったことがかなり影響しています。

最初は試用期間的に週に2日のみだったのですが、夏休み以降は徐々に頻度を上げて現在では週5日で出勤しています。

実際に経験させてもらったこと

実際にインターンを経験させてもらったことはたくさんあります。今回はその中から分野ごとに分けてご紹介します。

営業活動

セールスチームとして内定を頂いたので当然メインの活動は営業活動です。

以下が実際に携わった内容になります。

商材(LaunchCart)理解
営業同行
展示会での名刺交換
セールスのロープレ
1人営業
セミナー集客
メルマガの作成/配信
セールスシートの修正
LaunchCart.jp内コンテンツの作成
LaunchCart.jp内コンテンツのリライト
LaunchCart.jp内マニュアルの改修etc…

スターフィールドのセールスは少人数で構成されており、インターン中に1人立ち出来るよう様々経験を積んでいきました。実際に秋には1人で営業に行けるようになり、ベンチャー企業の真髄であると感じました。

新卒採用活動

営業活動以外にも様々な業務に携わりました。2月まで就活生だった自分が8月から採用活動をするなんて思ってもみなかったですが、かなり充実していました。

スターフィールドの採用の振り返り
新卒サービスの検討、提案
新卒採用提言
逆求人型就活採用の運用
就活生との個別Skype面談
会社説明会での登壇、座談会参加

スターフィールドの採用は逆求人型就活採用の運用がメインでした。学生にオファーを送り、会社説明会や個別Skype面談に招待するという1st contactの部分は全て自分が担当させてもらいました。

採用担当の上長と相談しながらどうすればオファー承認率が上がるか、就活生にとって充実した説明会になるのか常に考え修正をしていきました。最終的にはベストマッチする学生に出会い、内定承諾まで至りました。

カラコンの通販販売

スターフィールドは越境ECカートシステムをメインで取り扱っています。もともとやっていたカラコン販売事業を私が引き継ぐことでクライアントの目線を養おうという狙いがありました。

ちなみにこのカラコンの販売は会社としてのタイミングの関係で後にも先にも私以外経験出来ないインターン業務となっています。

販売商品の登録
商品在庫の管理
発送作業
施策提案
お客様対応etc…

実際にtoCの業務を行うということは本当に大変で、きつい!辛い!逃げ出したい!だと感じたのはこのカラコン販売だけです。

現在の業務内容

様々な業務を経験して現在では以下の3つに集約されました。

 ・インサイドセールスの確立

・LaunchCart.jp内のコンテンツリライト

・カラコン販売

これも一つずつご紹介したいと思います。

インサイドセールスの確立

セールスチームとしてインサイドセールスの整備を担当しています。

インサイドセールスをご存じない方もいるかもしれないので一度確認しておきます。

インサイドセールスとは電話、メール、ビデオ会議システム等を用いて顧客とのコミュニケーションを行う役割であり、対義語はフィールドセールス(以下、外勤営業)である。”セールス”という名前の通り、主には商談機会の創出、提案・成約行為を行う。

前述の通り、もともとは1人で営業にいけるよう様々な経験を積ませてもらっていました。現在はセールスチームの拡大に伴いインサイドセールスの概念が導入されています。

これにより私はインサイドセールスからフィールドセールスへつなぐフローやインサイドセールス担当がどの様なことをしていくべきなのかを整えていく事になりました。

テスト導入が2月だったのでまだ1か月程度しか導入から経っておらず、まだまだ改善ポイントはたくさんあります。21卒生が入ってくるまでには手法を確立させたいと考えています。

LaunchCart.jp内のコンテンツリライト

コンテンツリライトではLaunchCart.jpに投稿する記事の編集を担当しています。

毎月5本の記事を編集し、投稿までを行っています。コンテンツマーケティングにインターンのうちからガッツリ関われると思わなかったですが、LaunchCartの認知度を上げるため、お問い合わせにつながるように模索しながら取り組んでいます。

カラコン販売

これは昨年の10月から今月まで行っています。元々販売していた在庫の処分を通し、商売の経験を積ませてもらっています。限られた在庫で売っていくのは非常に難しく日々頭を悩ませていますが、その分学びが多く充実しています

思ったこと、感じたこと

本質を考える

営業、新卒採用、カラコン販売と様々な業務を経験していく中で感じたことや考えたことは多くあります。1番大きいのは『常に本質を見抜く力が必要』ということです。

大学生と社会人は大きく異なるというのは認識していたつもりだったのですが、何をもってしてどう違うのかというのは考えたことがありませんでした。インターンを通して私が暫定的に考えたのは「思考回数」です。

前述の通り、大学生としての僕は遊び呆けていたので物事を順を踏まえて考える機会というのも非常に少なかったです。起きる事象はとても小さく、つながりのあるものはないと考えていました。

小さな問題はその場しのぎの対策でどうにか解決できますが、働いていく中で出てくる問題はそういうわけにはいきません。そこで重要になるのが本質を見抜くことでした。根本の問題が把握出来れば順を追って対処していく事が出来ます。

問題解決以外にもタスクを振ってもらった時に「なぜ自分が任されたのか」「どういう狙いがあるのか」「及第点はどこでどうすればそれを超えられるのか」を考える際に役立っています。

毎日思考を繰り返す

スターフィールドではインターンでも責任をもって働くことが出来ると常々感じています。そこで必要になるのは「思考の深さ」だと思います。人によると思いますが、考える時間を確保したところで何となく考えているようでは実用的なアイデアは出てきません。

私の場合はマーケティングのフレームワークを用いることが増えました。元々マーケティングの学科に所属していたので概要的に把握していたのですが、あくまで机上のモノとしてしか見ていませんでした。カラコン販売の進捗会議の際に「なんでマーケティングのフレームワークを使わないの?」と聞かれてからやっと実用化することが出来ました。フレームワークを使うことで視野が客観的になり、状況把握が容易になりました。やはりフレームワークは偉大なのです。

また、LaunchCart.jpでのコンテンツやカラコンなどで学んだことは「ターゲットを意識する」ということです。

これも大学で学んだことではあるのですが、実践するには粒度が問題となりました。ざっくりした想像しか出来ず、ターゲットに刺さるものをなかなか作れずにいました。そんな時に自分が役に入り込む重要性を教えてもらいました。没頭してしまうことでストーリーが組み立てられることを教わり、今ではターゲットからさらに一歩踏み込んでペルソナを設定していけるようになりました。

フレームワークと重なる部分もあると思うのですが、「目標と手段」「結果と原因」「引きと寄り」も常に考えるようにしています。この3つがあることで一つ一つの行動の大きさや優先順位を把握し、さらには因果関係を理解することが出来るようになりました。これに関しては特に重要だと考えており、メモに書いてデスクに貼って忘れないようにしています。

すべての事象は繋がっている

上記の通り様々なことを学んできましたが、これらは全て繋がっており、切り離すことが出来ないと思います。

LaunchCartの営業、コンテンツの管理、カラコンももちろん例外ではありません。それぞれで学んだこと/考え方は汎用していかなければいけません。これをするのにはやはり「本質」を考える必要があります。

最近ではインターンを通して仕事以外でも本質を考える癖がつくようになりました。視界が一気に開けていく感覚があり日常の刺激が増しました。ただ、気付くと本質がすり替わったり、完全に抜けていることもあるのでこれは生涯を通して精進していきたいと思います。

大変だったこと

私は器用な人間ではないので、いいところだけを知って学んでいったわけではありません。おそらく他の大学生が同じインターンを経験した場合、精神的ダメージは私の半分程度で済んだのではと思うほどに悪手を踏みに踏みまくりました。

一つ一つ挙げるとキリがないので、ここでは特に大変だった2つに関してご紹介します。

目標設定の難しさ

1つ目は「目標設定の難しさ」です。スターフィールドではOKRという目標管理のフレームワークを導入しています。(詳しい説明に関してはこちらの記事に書いてあるのでここでは省略します。)端的に言うと、自分で設定したストレッチゴールとそれに紐づく目標を3か月ごとに設定していく手法です。

OKRを活用することも初めて、インターンで経験していく業務も未知数という状況だったのでかなり上長の力も借りながら設定していきました。7月-9月期から参加しており現在3期目になりますが、1度も程よい設定を出来たことはありません。原因として、分析能力の未熟さがあると考えています。OKRを自分も導入するとなってからまず、他の方がどの様な目標設定しているのかという点に目が行きませんでした。ビスマルクは『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』のような視点がなかったのです。その後も2期分失敗しているのでやはり問題の根幹に気付くまでの時間は今でも課題だと思います。

ミスを認める

2つ目の大変だったことは「ミスを認める」ということです。これは仕事云々、社会人云々ではなく、かなり人間性の問題なのですが実際に大きな問題だったのでここで挙げています。

私はカラコン販売において、(比較的)小さいミスをしてしまいました。その時に私が考えたのは、「これをなんて報告しよう」「出来ることなら報告したくない」「他のもっと小さなミスに見せかけられないか」といった誤魔化す方法を必死に考え、実際に誤魔化して報告しました。

もちろんすぐに誤魔化したことを指摘されました。結果として、人生で経験したことのないレベルでご指摘をもらうことになります。これを機に心を入れ替えて現在に至ります。時間軸で俯瞰的な視点があればこのようなことにはならなかったと思います。

「目先の怖さから逃げずに、きちんとミスを認め修正方法を考え、上長に相談する。」これを徹底していきたいと思います。

今後についてとまとめ

インターンを始める際は「インターンでガシガシ勉強して4月から一人前になる!」と意気込んでいましたが、大学生の想像は甘かったようで、一人前になるまではまだ時間がかかりそうです。

ただ、他の新卒社会人よりかは多くの経験を積ませてももらった自負はあります。アルバイトの時もそうでしたが、慣れるまでに時間がかかる傾向があったのでこの8か月はかけがえのないものになりました。

直近の目標はインサイドセールスの確立とスターフィールドの社員として自立することです。インサイドセールスの確立が達成できればセールスチームの強化はもちろん、これから入ってくる後輩にも恩恵があり、インプットしたことをアウトプットすることで、自分自身も深い理解が出来ると思います。もう1つの方は21卒のインターンが始まる夏までにはある程度認められるようになりたいです。この目標設定は厳しい気もしていますが、上記の学んできたことや失敗を活かして何が何でも達成します。

長々とインターンのまとめをご紹介しましたが、インターンはあくまで通過点であり、4月以降正社員としてスターフィールドに入り今までかけてきた迷惑を返上出来るようにがむしゃらに力を付けていきたいと思います。

 

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スターフィールド編集部

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