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2021/06/04

Symfony2で利用されているDoctrineについて

Symfony2で利用されているDoctrineについて

今回からは、Symfonyで利用されているORMである Doctrine について紹介したいと思います。

Doctrineとは、Symfonyで利用されているORMです。つまり、DBから取得した情報を、特定のクラスと関連付けてオブジェクト化する仕組みです。この仕組みにより、直接オブジェクトとして保存や取得することができます。

以下がDoctrineを使ったCreate(生成)、Read(読み取り)、Update(更新)、Delete(削除)の簡単な例です。

 

 

Create(生成)

 

 

Idを調べる

 

データーベースからデーターを調べる

 

データーベースのデーターをUpdate(更新)

 

データーベースからデーターをDelete(削除)

 

Doctrineで情報取得するまでの流れは、以下のようになっています。

  1. アプリからDoctrineを呼び出し、情報取得の依頼をする。
  2. データーベースの情報が記述されているマッピング定義を読み込む。
  3. Doctrineがデーターベースにアクセスし、リクエストに対応する情報を取得する。
  4. マッピング定義 から、リクエストに対応するエンティティクラス を特定し、読み込む。
  5. データーベースから取得した情報をプロパティに設定し、インスタンス化する。
  6. インスタンス化したエンティティを呼び出し元に返す。

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著者近影

スターフィールド編集部

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