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越境EC関連ワードでChatGPTを試してみた

越境EC関連ワードでChatGPTを試してみた

話題のchatGPTを試してみました。

ChatGPTとは

ChatGPT(チャットジーピーティー、Generative Pre-trained Transformer)は、OpenAIが2022年11月に公開したしたチャットボット。OpenAIのGPT-3.5ファミリーの言語モデルを基に構築されており、教師あり学習と強化学習の両方の手法で転移学習されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ChatGPT

Wikipediaから引用しましたが、噛み砕くととてもとても自然な文章を生成してくれる汎用的なチャットボットです。他と一線を画すと言われている所以が、特定の領域に限らず、 GPTと言われる大規模言語モデルがあらゆる言葉に対して回答を返してくれて、それが正規表現やプラグラミング言語にまで及ぶという点です。

今なら、open AIのサイトでアカウント登録することで無料で試すことが出来ますので、未来の当たり前を体験すべく、試してみました。

ChatGPT: Optimizing Language Models for Dialogue – OpenAI

ChatGPT応答速度

グローバルなビジネスにおける一番あるある関税について聞いてみました。

ここでは、「シンガポールの関税教えて」と聞きました。

約10秒ほどの沈黙の後、答えの応答に関しては、ズバスバと返ってきます。

深掘りして聞く

しかしながら、返答の2行ではなかなか要領を得ません。そこで「詳細を教えて」とだけ聞きます。

ここで感心をするのが、前回の質問に対しての文脈、コンテキストを理解した上で会話を継続できることです。

関税自体はほとんどないが正解と知っているので、これ以上の回答はないと思いますが、所得税の説明を詳しく返してくれました。

ソースは必ず聞くようにする。

Chat GPTはあくまで正解を返してくれるチャットボットではなくて、自然な会話ができるチャットボットなので、結局は一次ソースを確認をする必要があります。

知識もなく、判断が出来ない領域においてChat GPTの返答内容をそのまま、鵜呑みにする、公開する行為は注意が必要です。

「ソースは?」という質問だけでは、再び要領を得なかったのでURLで教えてもらうと、

の二つの情報を教えてもらうことが出来ました。

検索エンジンでは?

ジェトロのページが最初に上がってきます。

https://www.jetro.go.jp/world/asia/sg/trade_03.html

日本語での詳細が書かれており、参照先としては、

シンガポール税関(Singapore Customs

が紹介されおります。

関税を調べたい時は、税務局ではなく税関の方が正しいでしょう。

まとめ

ということで、今回はシンプルな内容で試してみたところ、まだ、検索エンジンに軍配が上がるとは思いました。

しかしながら、「正解を知りたい」というニーズに対しての用途で、ChatGPTの真価は大規模言語モデルを背景にした、「文章構成力」にあると思います。

コンテンツの「要約」や表現力を活かした「返信」などでは、用途を見出しており、研究論文の要旨に利用してしまうなど、既に警鐘が鳴らされている状況でもあります。

https://gigazine.net/news/20230116-chatgpt-abstract/

それほどまでに可能性と未来を感じられるプロダクトであるということを示しているのではないでしょうか。

Author Profile

著者近影

YUJI MEZAKI代表取締役副社長

代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/

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