2020/08/20
Shopee×ECMS×LaunchCart
東南アジアEC攻略セミナーレポート
東南アジア最大のECモール Shopee社と、越境ECに特化した輸送を行っている ECMS社、アジア向け導入数国内No1の 弊社 LaunchCart の3社合同で、東南アジア向けの越境ECセミナーを行いました。
今回は、そのダイジェスト版を実際にセミナーで用いられたスライド(一部抜粋)を使ってご説明いたします。
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目次
- 東南アジアのEC市場について
- 越境ECモールと独自サイトでの越境ECの特徴比較
- 東南アジア向けの輸送ルールについて
1.東南アジアのEC市場について
東南アジアの人口は約6億人(日本の6倍)、そして市場規模だけでなく、平均年齢が若いということがポイントです。例えば、インドネシアの平均年齢は28歳、マレーシアは29歳、フィリピンはなんと24歳と、日本(48歳)に比べて、かなり若者の割合が高くなっています。今後若者がどんどん社会に進出するという点が大きな特徴です。
越境ECを行うにあたり、「人口の若さ」が重要視される理由は、若者の方が新しいサービスを利用する傾向にあるためです。
東南アジアの多くの国々では、世界平均より1時間、2時間も長くインターネット上で過ごしているというデータがあります。この時間の中で、ゲームやSNSでのチャット、そして、オンラインショッピングをしているため、東南アジアのEC市場が今後ますます大きくなると考えられています。
そして、実際に東南アジアのEC市場規模は、2019年時点で約380億ドル、2025年までに1530億ドルに成長すると考えられています。
《参考》e-Conomy SEA2019
2.越境ECモールと独自サイトでの越境ECの特徴比較
今後の成長が見込まれる東南アジアにおいて、どのような手法が効果的なのか、今回はセミナーに登壇したShopee社と弊社のLaunchCartを使って、ECモールへの出店するパターンと、独自サイトで越境ECを展開するパターンの2つを比較してみました。
モールのほうが集客力が高い点、手軽に始められる点に利点があります。一方、独自サイトの場合、価格競争が発生しにくい上、独自のブランドの世界観を伝えることができます。一度、モール型で東南アジア市場に進出してみた後に、独自サイトを構築して本格的に東南アジア市場へ乗り出すという流れがスムーズな東南アジア進出が行えるかもしれません。
3.東南アジア向けの輸送ルールについて
越境ECを行うにあたり、やはり重要なポイントが輸送です。
国ごとにルールや関税が異なってくるため、しっかりと準備をしていないと、思わぬところでコストがかかってしまうことになります。
一般で貿易をする場合は、様々なライセンス関係や販売の許可証といった書類の準備が必要ですが、個人が簡易的にものを輸送する場合は、そのような書類は必要ありません。しかし、個人輸入での輸入した商品の販売、転売は禁止されていますので、お気を付けください。
最後に
アフターコロナの時代は、東南アジアのEC化はますます進むと予測されています。
越境ECをご検討の際には、ぜひ東南アジアを視野に入れてみてください。
今回のセミナー内容や、各社サービスに関してご質問がございましたら、各社にお問い合わせください。
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スターフィールド編集部
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