【postfix】587番ポートを使って送信
OP25B
OP25Bとは「Outbound Port25 Blocking」の略称で、
プロバイダーがメールの送信に使われる25番ポートをブロックし、主に迷惑メール対策として使われています。
587番ポートを使うのに、ssl証明書がいる
調べてみると、587番ポートを使うのに、ssl証明書がいるそうです。
自分証明書でもいいらしいですが、同じサーバにrapidsslが発行した証明書があるから、そちらを使ってみたいと思います。
postfixでの設定
●main.cf
ファイルの最後に、下記を追加します。
1 2 3 4 5 | smtpd_use_tls = yes smtpd_tls_cert_file = /path/to/cert.pem smtpd_tls_key_file = /path/to/key_without_passpharse.pem smtpd_tls_CAfile = /path/to/ca.pem smtpd_tls_session_cache_database = btree:/etc/postfix/smtpd_scache |
※passpharseが入ったものが使えないみたいで、下記コマンドでpasspharseを除去できます。
1 | openssl rsa -in /path/to/key_with_passpharse.pem -out /path/to/key_without_passpharse.pem |
●master.cf
下記内容のコメントアウトを外してください。
1 2 3 4 5 6 | submission inet n - n - - smtpd smtps inet n - n - - smtpd -o smtpd_tls_wrappermode=yes -o smtpd_sasl_auth_enable=yes -o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject -o milter_macro_daemon_name=ORIGINATING |
dovecot
受信用のミドルウェアで多分関係ないと思いますが、一応SSLの設定をしておきます。
●10-ssl.conf
1 2 3 4 | ssl = yes ssl_cert = </path/to/cert.pem ssl_key = </path/to/key_without_passpharse.pem ssl_ca = </path/to/ca.pem |
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スターフィールド編集部
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