テレビショッピングは、なぜ値段を最後に言うのか?
タイトルに釣られて読んでみました。
内容としては、小説仕立てのマーケティング実践本でした。
いわゆる「もしドラ」系に類する本であると思います。
何より私も著者の秀逸なタイトル付け(ネーミング)というマーケティングに思わず手に取ってしまいました。
以下抜粋です。
マーケティングとは「売れる仕組み」を創り出すこと
- マーケティングの原点はコトラーではなく、ドラッガー分かりやすく伝えること。
- 駅の広告にもヒントあり。定点観測で世の中の変化をキャッチ
- 小学生はDSで写真を取る。キレイである必要はなく、DSで加工して遊べるかどうか?
- iphoneといちご大福は同じ理由で売れている。イノベーションは今までにない組合わせをすること
- 同じコンビニなのに、地方によって商品が違う。お客様のターゲットを絞り込むこと
- 値段を先に言うと値段設定が頭に刻まれてしまい(アンカリング)し、商品を正確に見れず思惑が混入(バイアス)がしてしまう。だから、テレビショッピングは、値段を最後にいう。
- お客の心の動きに合わせて内容を構成する
まとめ
マーケティングとはどのようなものか?様々な理論やフレームワークを分かりやすく解説してくれています。ビジネスを行なっていく上で、共通の概念となりますので、是非、営業、マーケティング職以外の方にも読んでいいただきたい一冊です。
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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