2013/05/30
ドラッグ&ドロップで移動できるライトボックス風のjQueryプラグインを作ってみた(改良その1)
前回作った「ドラッグ&ドロップで移動できるライトボックス風のjQueryプラグイン」を改良いたしました。
改良点
- マウスのスクロールによる拡大縮小に対応
- パラメータをいくつか設定できるようにした
- パラメータでclose画像のパスを調整できるようにした
- jquery.pep.jsを元のまま使うと表示が一部おかしくなってしまうのをjquery-fivew.jsで調整
↓こちらがDEMOです.
実装方法
前回とほぼ同じですが、close画像の設置場所などの、パラメータの設定ができるようになっています。
1.必要なJS、CSSのダウンロード
jQuery (jQuery-1.9.1を推奨します)
jQuery.pep.js (画像のドラッグ&ドロップに利用)
jquery-fiview.js (今回作ったもの)
追記↓(すみません!抜けていました)
jquery.mousewheel(マウスホイールのイベント取得)
2.HTML
1 2 3 4 5 6 | <link href="css/jquery-fiview.css" rel="stylesheet" type="text/css"> <script type="text/javascript" src="js/jquery-1.9.1.min.js"></script> <script type="text/javascript" src="js/jquery.pep.js"></script> <script type="text/javascript" src="js/jquery.mousewheel.js"></script> <script type="text/javascript" src="js/jquery-fiview.js"></script> |
ダウンロードしたJSやCSSをヘッダで読み込みます。
1 2 3 4 5 6 7 8 | <div id="wrapper"> <p class="bwWrapper"><a href="images/img01_big.jpg"><img src="images/img01.jpg" alt="image1"></a></p> <p class="bwWrapper"><a href="images/img02_big.jpg"><img src="images/img02.jpg" alt="image2"></a></p> <p class="bwWrapper"><a href="images/img03_big.jpg"><img src="images/img03.jpg" alt="image3"></a></p> <p class="bwWrapper"><a href="images/img04_big.jpg"><img src="images/img04.jpg" alt="image4"></a></p> <p class="bwWrapper"><a href="images/img05_big.jpg"><img src="images/img05.jpg" alt="image5"></a></p> <p class="bwWrapper"><a href="images/img06_big.jpg"><img src="images/img06.jpg" alt="image6"></a></p> </div><!-- wrapper end --> |
任意の場所に画像へのリンクをはります。
3.close画像の設置
モーダルウィンドウを閉じるときのclose画像を、設置します。
こちらから画像をダウンロードして、HTMLのあるディレクトリ直下のimagesフォルダなどに設置します。
任意の場所に設置する場合は、JSの設定で、パスを指定してください。
4.JSの設定
1 2 3 | $(function(){ $("#wrapper a").fiview(); }); |
$(function(){
$(セレクタ).fiview();
});
をJSに書き込みます。
セレクタは、画像へのリンクの場所を設定してください。
close画像のパスを変更したり、拡大の有無などを変更したりする場合は、
パラメータを設定することもできるようになりました。
1 2 3 4 5 6 7 8 | $(function(){ $("#wrapper a").fiview({ zoom : true, //マウスのスクロールによる拡大縮小をしない場合は、falseにしてください minWidth: 300, //拡大縮小する場合の、最小サイズをpx単位で設定できます。初期値は300です maxWidth: 1200, //拡大縮小する場合の、最大サイズをpx単位で設定できます。初期値はfalseです imagePath: "images/close.png" //close画像のパスをこちらで変更できます。HTMLのディレクトリから見た位置になります。 }); }); |
↓こちらがこの設定のときのDEMO
今後の課題
- 画像の移動範囲の限定
- jquery.pep.jsからの独立
- マウスがないデバイスでの安定な拡大縮小に対応
Author Profile
NINOMIYA
Webデザイナー兼コーダー出身のフロントエンド開発者です。 UXデザインやチーム開発の効率化など、勉強中です。
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