『CSS Nite @Co-Edo, Vol.12 あると便利!コンセプトシートの重要性と具体的な作り方&伝え方』に参加してきました
css niteのセミナーに初めて参加してきました!
『CSS Nite @Co-Edo, Vol.12
あると便利!コンセプトシートの重要性と具体的な作り方&伝え方』
講師は、Webディレクターズマニュアルの運営者である
中村さん。
僕もよく拝見させていただいています。
ということで、webサイト、webサービスを制作する際に必要な心得というか、
フローを学んで来ました。
この記事では、ディレクターとコンセプトについて、
簡単にかいつまんで説明したいと思います。
ディレクターの重要性
「Webディレクターの本来の職域」
■商談・見積もり作成
■スケジュールの管理
■制作の運用・進行管理
■成果物の品質管理
■システムの要件定義
■実装のチェック
これは、会社によって違うと思いますが、だいたいこのぐらいの領域だと僕も思います。
簡単にいうと、ディレクターは
プロジェクトの「中心」にいて、
プロジェクトを成功に導く役割を担っているとのことです。
ディレクターがいないと?
「悲劇が生まれる」
■クライアントや担当者の意見に流され延々修正
■デザイナー、プログラマーは大変、イライラが募る
■だんだんと成果物も悪くなる
■半端なままリリース
■ユーザーはもちろん集まらない
■結果、売上も成果も出ない
うん、こういうのは経験もあるので、うなづきながら聞いていました。
そしてこんな悲劇が起こらないようにするためには、、、
「ディレクターがサイトの
コンセプトを作成する必要がある」
とのことで、
こんなこともおっしゃっていました。
「コンセプトを作るか
プロジェクトを破綻させるか」
これは極端ではありますが、
このぐらいの気持ちを持ってやっていく必要があるということですね!!
コンセプトとは?
「何かしらのサービスや商材を
Webを通じてユーザーに届けるための
企画・設計・制作・運用を貫く
大きなテーマのようなもの」
『そのテーマを
誰もが覚えられるキャッチーなカタチ
にしたもの』
コンセプトがあると?
1.何のためのコンテンツか?の根拠がハッキリする
2.制作チームと「最終的に目指すところ」を共有しやすくなる
3.クライアント担当とも目線を同じくできる
4.ディレクターが主導権を握りやすくなる
もしもプロジェクトにコンセプトが無かったら
・クライアントは「格好いいかどうか?」で判断して
・デザイナーは「俺のやりたい事かどうか?」で判断して
・プログラマーは「仕様書の通り」にしか作ってくれなくて
・ライターは「その場のノリ」で原稿を書いて
うんうん、つまり、自分の作業を言われたことや自分の勝手な考えの範囲でしかやらなくなるって
ことですね。
何のためにやるのかという目的がわからない、理解していないので、目先のことしか考えられず、
プロジェクトの成功を意識しなくなってしまうわけですね。
というか成功するかなんてどうでもいいのかもしれません。
なので、自発的に、「ここはこうしたほうがいいんじゃないか?」という意見や、
制作物に対するこだわりなんてものは出て来なくなりますね。
そうなると、いいものなんて出来上がるわけがないですよね。
ディレクターは、プロジェクトを成功に導くために、
軸となるコンセプトを設定し、メンバーの意識を高め、
メンバーが力を発揮できるよう、裏方で汗をかく、ってことでしょうか。
こうすることによって、絶対上手く行く!ってわけではないけれど、
主導権握って進めることができるので、
コンセプトを立てて、提案していきましょう!とのことでした。
今後も参考にさせてもらいます!!
Author Profile
スターフィールド編集部
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