【postfix】エイリアス(別名)設定
メールサーバーの設定で、info@のメールアドレスを設定したのに、受信ができないというトラブルがたまたま起きます。
メールログを見たら、root@に送信しているらしいです。
このとき、まず思い出してほしいのは、エイリアス(alias)の設定が間違っているかのチェックです。
postfixの設定ファイルで、エイリアスの設定場所を探す
1 | vi /etc/postfix/main.cf |
「alias_maps」で検索すると、「alias_maps = hash:/etc/aliases」 が出てきましたので、
エイリアスの設定ファイルが/etc/aliasesだと分かります。
エイリアスの設定ファイルを編集
1 | vi /etc/aliases |
「info」で検索すると、「info: postmaster」が出てきました。
infoがpostmasterの別名ということが分かります。
「postmaster」で検索すると、「postmaster: root」がが出てきましたので、
postmasterがrootの別名であることが分かります。
つまり、infoがrootの別名になるから、infoにメールしてもrootに行くわけなんです。
そこで、「info: postmaster」その行をコメントアウトします。
1 | #info: postmaster |
※ちなみに、support@も同じくコメントアウトしたほうがよさそうですね。
エイリアスの設定ファイルを反応
1 | newaliases |
newaliasesのコマンドを実行しないと、メールログに
1 | warning: database /etc/aliases.db is older than source file /etc/aliases |
のエラーメッセージが出てきます。
どうやら、/etc/aliasesではなく、/etc/aliasesがハッシュ化したもの/etc/aliases.dbを見るようです。
postfixの設定をreload
1 | service postfix reload |
reloadだけで安心できないなら、再起動してもよいでしょ。
1 | service postfix restart |
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スターフィールド編集部
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