デザインの優先順位
デザインを考えるとき、何を優先してデザインしていくかということで迷うことがあります。
「レイアウトデザイン レイアウト基本マニュアル(南雲治嘉 著)」で優先順位とその理由について、
詳しく説明されていました。
この本ではその他、レイアウトの方法について、基礎の観点からとてもわかりやすく説明されているのでおすすめです。
今回はこの本から、デザインの優先順位の部分について、一部ご紹介いたします。
1.わかりやすさ
見た瞬間に、その画面が何を伝えようとしているのかが、わかるようにするということ。
情報を整理し、優先順位をつけ、複雑な分割構成は避ける。
2.読みやすさ
デザインには文字は欠かせないもの。
読めないような小さいサイズ、飾りすぎたり踊るような入れ方は避けるべき。
読みやすいサイズ、字間・行間、配置を心がける。
3.美しさ・かっこよさ
作品は美的でなければならない。人にいい感じを与えることが、レイアウトの使命でもある。
しかし、最初に手をつけるものではない。
わかりやすさ、読みやすさを処理した後の、仕上げである。
補足として
4.見る人を眠らせない
全体のまとまりがよくても、ある条件をクリアしていないと眠くなる。
その条件とは視覚的な対比であり、コントラストのことである。
デザインをするとき、ついつい美しさやかっこよさを一番最初に考えてしまいがちですが、
それ以前にやるべき大切なことがあることが理解できました。
4の見る人を眠らせないという部分も、
まとまりばかりを意識していて、眠いデザインになってしまったことが私にもあるので、
納得できました。
みなさんもデザインに迷ったときや見直す必要があるときは、是非参考にされてみてください。
Author Profile
NINOMIYA
Webデザイナー兼コーダー出身のフロントエンド開発者です。 UXデザインやチーム開発の効率化など、勉強中です。
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