STERFIELD

2014/01/08

みかん業界

みかん業界

みかんについて調べてみました。

どちらかというと「みかん」という柑橘系の業界についてです。

初めて知ることがいっぱい出てきました。

みかんの収穫量全国シェア

以下に21年度版の資料が掲載されておりました。

http://www.japan-now.com/category/9783589-1.html

図示化するとこうなります。

みかん全国シェア

オレンジの輸入自由化

まず、業界を調べるとすぐに分かるのが、1991年(平成3年)の自由化(関税化)です。

これまでは、輸入枠そのものが制限されていたものの、税率は変わらず、輸入枠の制限が撤廃されました。

詳細のデータは以下に農林水産省が発表したデータが5ページ目からのっています。

http://www.maff.go.jp/kanto/syo_an/seikatsu/iken/pdf/shiryo1-3.pdf

かんきつの消費が減少傾向で推移し、国内生産が構造的に過剰な状況であったことから、国内需要に見合った生産及び出荷の調整

を実施していた

という一文には驚きました。

みかんの輸出

やはり気になるのは輸出です。こちらはjetroに記事がありました。

https://www.jetro.go.jp/world/asia/sg/foods/trends/1102002.html

2011年の記事にはなりますが、シンガポールでは増加傾向にあるという記事の中で、私が気になったのは、以下の表です。

表2:日本のみかん輸出額の国・地域別推移
国・地域輸出額(1,000円)前年比(%)
2008年2009年2010年
1カナダ286,889174,242131,708△24.4
2台湾93,62467,88892,23935.9
3香港40,85153,38667,46126.4
4シンガポール13,19315,09222,47848.9
5ニュージーランド1,59312,7728,652△32.3
世界計470,646355,449345,115△2.9

何故かカナダが圧倒的な輸出額があり、さらに現象傾向にありました。

調べてみると明治時代からカナダとみかんは歴史があるということが分かりました。

また、前述した日本における規制緩和のようにカナダでは輸入枠に制限を設けていないため、定着しているようです。

http://www.iti.or.jp/flash131.htm

 

みかん業界の施策

需要が現象する中でプレミアムなみかんにさらに付加価値をつけるという意味では、有意義な施策だと思います。

若者に人気の商品とコラボレーションというのはより親近感を持たせることが出来ます。

現在は、販売中止しているようです。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0824&f=business_0824_175.shtml

Author Profile

著者近影

YUJI MEZAKI代表取締役副社長

代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/

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