Gumroadを使ってみた
今更だが、最近良いという話を聞いたのでGumroadを使ってみた。
GumroadはSTORES.jpやBASEのように商品を無料で販売できるサービス。
ただ、イメージや電子書籍、楽曲などクリエイター向けに作られており、決済はPayPalだけというシンプルなものだ。
創業者はPinterestのデザイナーだった人とのことで、デザインやインターフェイスは細部まで作りこまれており
大変使いやすいが統一感とシンプル性を重視しているせいか汎用性は低い。
ただしこれはSNSでURLをシェアするという使い方に限定すれば逆に購入する側としてもわかりやすいと思った。
販売コンテンツ
通常の商品とサブスクリプション(定期購入商材)、事前注文(予約商品)の3種類が利用できる。
商材はデータとしてアップロードできるものであれば何でもいける模様。
商品登録
商品登録はファイルとタイトルだけが必須項目になっていてとてもシンプルなフロー。
定期購入は月次課金と年次課金が選択できる。
通過も円をや香港ドル等複数から選択できる。
選択の仕方が通常のプルダウンでないところにデザイナーの細部のこだわりが感じられる。
販売する画像とは他にイメージ画像や説明文を登録することができる。
この時点で詳細ページのURLが発行されているので、ログインした状態でアクセスすると
以下の様な編集ツールが出現し、商品ページの見栄えの調整ができる。
ページの背景画像や決済画面の文言、支払い完了画面などの設定が可能。
デフォルトでも十分公開できるようになっている。
上記の商品登録と、あとはアクセス解析や売上管理、顧客にメッセージを送る機能くらいと非常にシンプルにできている。
前述のとおりクリエイターがSNSでシェアすることを前提とした場合は簡単で良いかもしれない。
ただ、この手のサイトは
・生活必需品でない
・企業が利用しづらい = 一定のニーズから絞りづらい
・既成品でない = 制作者のバリューに商材が比例
という理由ですぐに大きな流通量を稼ぎだすのは難しい気がするが
ショップという概念が無くSNSがそれであるという新しい概念として注目したいと思った
Author Profile
HOSHINO
ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。
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