STERFIELD

2014/02/05

あらゆる場所が店になるZNAP

あらゆる場所が店になるZNAP

ZNAPとはQRを使った決済プラットフォーム。

http://consumer.znap.com/

香港に拠点を置くMPayMe社が展開するサービスで、実は昨年から日本版が公開されていたとのことだが

知らなかったので使ってみた。

 

まずはアプリをダウンロードする。

写真 1

 

個人情報を登録して会員登録。

登録後クレジットカード情報を予め登録しておくとすぐに使える模様。

ただし現在はVISAとMasterのみ対応しているらしい。(今後はその他カードと銀行引き落としも対応するとのこと)

写真 2

 

QRを読み込む画面はこんな感じ

写真 3デモ用のQRがなかったのでキャプチャはここまで。

 

買う方としては簡単に取り出して決済ができて、なおかつポイントがたまるので便利。

何がすごいかというのを以下自分なりにまとめてみた。

 

 ポスターから直購入

電車の待ち時間に目の前のポスターから直接購入できる。

また、これはポスターだけではなくカタログやフライヤーなど全ての紙媒体に言えることだ。

今まで成果が見えづらかった屋外広告がトレースできるだけでなく直接売上につながるのは新しい感覚だ。

 

小規模小売店で

SquareやCoineyは結局設備投資を抑えたい小さな小売店に強いニーズがあるが
ZNAPはそれらに必要な一切の端末が不要。

お品書きにQRをそれぞれ記載しておくこともできるし、
合計金額を計算後画面にQRが出るようにすればトータルでの会計もきる。

むしろクレジットカードを持っている必要はない。

実は飲食店バージョンはZNAP自らコンセプトショップをやっているとのこと。

http://consumer.znap.com/ja_JP/znap-news-press.html#znap-qrbar_16

手数料も安く、3.24%とのこと。

 

販促

提携店舗のクーポン情報を受け取れる。(使い込んでいないがおそらく位置情報でクーポンを受け取れる)

また、購入履歴には商品情報の他に位置情報も記憶されており、ニーズを抽出してクーポンをレコメンドできる。

あとはポイントがたまるので利用価値も高くなる。

 

まとめ

非常によく出来た良い仕組みと思うが、最終的には対応店舗がネックになると思うので

これからはマーケティングが最も重要と感じた。

過去記事などを見ると計画的にマーケティングをしているようで、トータルで期待できる気がする。

あとはどこか大規模な超有名店が対応するなどして一気に広がるかもしれない。

ジャンルはわからないが、動きやすく競争過多である飲食店などで導入されるかもしれない。

Author Profile

著者近影

HOSHINO

ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。

SHARE

合わせて読みたい