CentOS 6から7にアップグレード
手順
バックアップを取る
DBデータをダンプしたり、メールデータやプログラムのデータのバックアップを取る
現行システムを最新バージョンにアップデータ
1 2 | yum -y update reboot |
Pre-Upgradeツールをインストール
基本的はこちらを参照。
必要なパッケージはこちらからダウンロードできる。
1 2 3 4 5 6 7 | yum -y install openscap pcre-devel libxml2-devel libxslt-devel m2crypto python-simplejson mod_wsgi rpm -ihv http://dev.centos.org/centos/6/upg/x86_64/Packages/preupgrade-assistant-1.0.2-33.el6.x86_64.rpm rpm -ihv http://dev.centos.org/centos/6/upg/x86_64/Packages/preupgrade-assistant-contents-0.5.13-1.el6.noarch.rpm rpm -ihv http://dev.centos.org/centos/6/upg/x86_64/Packages/preupgrade-assistant-ui-1.0.2-33.el6.x86_64.rpm rpm -ihv http://dev.centos.org/centos/6/upg/x86_64/Packages/python-rhsm-1.9.7-1.el6.x86_64.rpm rpm -ihv http://dev.centos.org/centos/6/upg/x86_64/Packages/redhat-upgrade-tool-0.7.22-1.el6.noarch.rpm |
Pre-Upgradeツールを実行
1 | preupg |
アップグレードができるかを確認するもののようで
アップグレード
1 | redhat-upgrade-tool --network 7.0 --instrepo http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/7/os/x86_64/ --force |
再起動
1 | reboot |
いろな設定
systemctlを使い方は下記になる。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | service named start (サービス開始) → systemctl start named service named stop (サービス停止) → systemctl stop named service named status (サービスの状況を確認する) → systemctl status named chkconfig named on (サービスを自動起動設定する) → systemctl enable named chkconfig named off (サービスを自動起動から外す) → systemctl disable named |
注意事項
mysql が MariaDB に変わった
データが残っているのようだが、
1 | yum install mysql |
もしくは
1 | yum install mariadb-server |
を実行して、MariaDBをインストールすることが必要になる。
dovecotが受信できない
1 | Initialization failed: namespace configuration error: inbox=yes namespace missing |
のエラーが出てくる。
/etc/dovecot/conf.d/15-mailboxes.conf に
1 | inbox = yes |
の記述を追記するか、15-mailboxes.conf を削除することが必要になる。
postfixが送信できない
saslauthdが止まっているのようで、起動する。
1 2 | systemctl enable saslauthd systemctl start saslauthd |
Apache が動かない
/etc/httpd/conf.modules.d や /etc/httpd/conf.d/userdir.conf に設定を編集する必要になる。
xinetdやiptablesが止まってる
使ってないから、そのまま放置してもいいかと思うが、
iptablesに代わって、firewalldを使われていることが知ったほうがいいかと思う。
/var/log にログファイルがなくなる
rsyslogを入れるか、journalctlを使ってログを探し出すか
1 | journalctl | grep dovecot |
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スターフィールド編集部
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