2014/10/08
思いのほか便利な「Private VPN」とは?
飲食店や商業施設などで無料で利用できるWIFIは暗号化されていないためにのぞき見られる危険性がある場合もあります。
こういった場合に便利なのが「Private VPN」と言われるものです。
目的のサーバにアクセスする際に、Private VPNのサーバを経由します。
Priveate VPNサーバまでのアクセスは暗号化されるので安全性が保たれます。
VPNサーバから目的のサーバまでのアクセスは完全に暗号化されませんが、元々のクライアントがわからないので情報を特定されないという仕組みです。
実際にこのようなPrivate VPN サーバを経由した場合、本来とは異なるIPアドレスから
アクセスしたことになります。IPアドレスを確認できるサイトにアクセスすると海外のIPアドレスになっていたりします。
この機能を利用して安全性を確保する目的以外で利用している人もいるようです。
日本からのアクセスを制限しているアメリカのサイトに、海外のサーバを経由してアクセスする事が可能です。
VPNのサービスでメジャーどころをご紹介します。
基本的にVPNを利用すると速度が遅くなるようです、特に無料のサービスは遅くなる印象があります。
中には何か危ないものが仕込んであるとの噂がある無料サービスもあるので、メジャーどころを利用する事をオススメします。
Hot Spot Shield
ここのサービスは「世界で最も信頼されているVPNサービス。 2億回以上のダウンロード数」と謳っているだけあって速度にもあまり影響がなくかなり使いやすいと思います。無料版でも十分使えると思います。
サービス利用時はブラウザのツールバー上にあるアイコンの色が緑色に変わります。すぐに現在のIPアドレスを確認する事もできます。上の画面でもわかるように日本語に対応しているのも魅力です。
無料版ではアクセス元をアメリカとイギリスのみ選択可能ですが、有料版だと日本やオーストラリア、カナダ、ドイツに変更できます。
有料版は1年間で2400円程度です。1ヶ月400円というのもあります。
ZenMate
こちらは無料で現在300万人ほどのユーザーがいるとのこと。
ChromeとOperaにインストールできます。
こちらについては使っていないので速度はわかりませんが、ロケーションとして以下の5つが利用できます。
「香港 – 九龍」「ドイツ – フランクフルト」「イギリス – ロンドン」「スイス – チューリッヒ」「アメリカ – ニューヨーク」
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スターフィールド編集部
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