訪日観光客向けのインバウンドEC
お仕事もご一緒させて頂いている知人が携わっている会社でインバウンドECのサービスを開始致しました。
日本郵便と中国最大の旅行サービスが提携、訪日客のホテルに商品配達
弊社では越境ECを掲げていますが、グローバルに展開、外貨を稼ぐという手段のもう一つにインバウンドECがあります。
越境ECとインバウンドECの違いは以下のようになります。
両方共、外貨を獲得するということに変わりはないのですが、お客様のいる場所が異なります。
越境ECは文字通り日本から越境してお客様のいる国にモノを運びます。
インバウンドECは日本に来たお客様向けにECを提供します。商品の受取は訪日中に滞在するホテルや空港、店頭での受取ということになるでしょう。
越境ECインバウンドECのメリットデメリット
ここで、両者のメリットデメリットというところを考えてみたいと思います。
- 越境ECの最大の障壁はローカライズが必要ということ。中国では、基本チャットベースで交渉をしながら決済までいきます。
- 物流においては、インバウンドECが圧倒的な優位性があります。どこから運んでも1日2日で納品することが可能でしょう。
- 2014年過去最高を記録してもインバウンドECのマーケットは1400万人。越境ECであれば、世界中の人がターゲットになります。
まとめ
以上は考えられる程度ではありますが、先ほどのリリース文を見ると、訪日中国人200万人のマーケットに対して、30億円の売上目標ということでインバウンドECでも十分なマーケット規模はあることが伺い知れます。
まだ、サイト自体は公開されていないようなので、引き続き、期待をしてウォッチしていきたいと思います。
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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