STERFIELD

2015/03/10

ネットで物が売れるのは何月なのか?”家計のネットショッピングの実態把握”

ネットで物が売れるのは何月なのか?”家計のネットショッピングの実態把握”

今月、3月6日に総務省統計局から「家計におけるネットショッピングの実態把握」なるものが報道資料として発表されています。

ざっくり中身を説明させてもらうと最近ネットショッピングの利用が増えてきているので、どれくらいの人が、何を、幾らくらいネットで買い物をしているのかという調査で、2015年1月分の速報です。(確定データではない)→当該の調査

情報の集計世帯数17,029世帯(2人以上の世帯)で1ヶ月にインターネットを利用した支出があった世帯数は4,076世帯、1世帯当たりの支出額は一ヶ月31,757円だったそうです。1世帯で31,757円という数字は個人的には結構使っているなと感じました。

ネットショップで何を買っているか?

買い物の中身についてですが、自宅用が95.6%でほとんどを占めています。

贈答用自宅用
4.4%95.6%

出展:総務省(家計消費状況調査平成27年(2015年)1月分(速報)

 

自宅用に何をかっているのかについて

項目支出額に占める割合
食料15.9%
家電7.9%
家具2.3%
衣類・履物12.5%
保健・医療4.5%
化粧品4.2%
自動車等関係用品1.8%
書籍2.5%
音楽・映像ソフト等3.1%
デジタルコンテンツ0.8%
保険4.7%
旅行関係費19.5%
チケット2.8%
その他13.0%

出展:総務省(家計消費状況調査平成27年(2015年)1月分(速報

旅行関係がは単価が高いからなのかもしれませんが、割合的には最も支出の割合が高くなっています。

 ネットショッピングで物が売れるのはいつなのか?

調査対象におけるネットショッピングを利用する世帯の割合の推移が下のグラフです。

2014年の3月に急激に増えているのはおそらく消費税増税の影響だと思いますが、2013年、2014年に共通しているのは12月が最もネットショッピングで買い物をしていて、季節が冬に向かうほど割合が増えていっています。

「外が寒いと買い物に出なくなるから?」というのは単純過ぎますが一つの要因かもしれません・・・

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出展:総務省(家計消費状況調査平成27年(2015年)1月分(速報) 結果の概要:図2)

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著者近影

スターフィールド編集部

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