Mipad開封の儀&レビュー&MIUI
遂に来ました。
今回は、マレーシアの友人が来日に合わせて、オンラインストアで買ってもらって、来日に合わせてハンドキャリーで持ってきてもらいました。
RM799なので大体26000円くらいです。
それでいて、昨夏時点で世界最速のCPUと2GBのメモリを積んでいて、後は大体ipad mini retinaと同じスペックwという知る人ぞ知るタブレットです。
開封の儀
外装はとてもシンプル
ぴっちり入っています。
本体をとると説明書とアダプターだけが見えます。
あとは、USBケーブルとこれだけです。充電アダプターは、日本のコンセントに入る形状ではありません。
ドーンと一気に立ち上げてしまいましたが、初期設定は5ステップくらいで、すいません。写真撮り忘れました。
マレーシア版なので、GooglePlayが標準で入っています。そして後は、驚くほどに似たiosのフラットデザインの見た目でした。
非公式の日本語化ROMというのもあるようですが、autoupdateが出来なくなったりするようなので適用せず英語環境で使用し続けようと思います。
外観などは、他の方のレビューでも紹介されていますので、MIUIについてちょっと思ったこと。
MIUIってこういうことか
AndroidベースのカスタムROM「MIUI」というのがデフォルトで入っています。
http://en.miui.com/
いわゆるNexusに搭載されているものがピュアなAndroidに対してメーカー独自のカスタマイズを加えたものがカスタムROMです。
実際に触れるまで、何でピュアなAndroidにわざわざ手を入れるんだろう、もちろん、囲い込みビジネスに直結しているのは分かっていますが、それ以上にピュアAndroidで足りない事を補うためにあるものだと分かりました。
そして、それは気付いていなかったストレスを軽減するすごいものです。
しかしながら、ここでもやはりiOSの意識を強く感じました。
以下、私が良かった点をピックアップします。
メールや通知の未読数がバッチで出る
iphoneでは当たり前の機能ですが、何故か着いていませんでした。
特にメールの未読件数は、通知センターでも分からないのでいちいちアプリを開く必要がありました。
アプリを一括で終らせられる
アプリをたくさん立ち上げるとその分メモリが確保されてしまって、上限に達すると突然重くなりますよね。
メモリ開放アプリを利用するか、右ボタン(mipadでは左)のアプリスイッチボタンを押して一つずつ落としていくので10回以上スワイプするのが煩わしくずっと思っていたのですが、これも標準で着いています。
地味に嬉しい。
通知バーを設定出来る
通知バーとは画面最上部の時計や電池残量が表示されている部分です。
- 通知アイコン
- 速度
- 接続wifiの名称
通知アイコンは出ていると私は鬱陶しいので見えないようにします。
速度はwifi接続しかないのですが、目安に表示しています。
接続wifiの名称は町中で弱い電波を拾っちゃった時に一目瞭然ですね。
mipadであれば、横幅が十分にあるので、全部表示しても余りあります。
今まで独立したアプリでないと出来なかったことが設定一つで出来ます。
まとめ
MIUIは、便利!と思ったものをピックアップしましたが、非常に完成度が高く、見た目も洗練されていました。
Androidをカスタムすることで、バージョンアップに追いつけず、スマホも結局ガラパゴス化していると揶揄される日本メーカーですが、結局、機種を絞って販売していることでこういった管理工数を削減するということへも理が叶っているのでしょう。
7.9インチ4:3のretinaディスプレイのipadminiを2万6000円で買えたような気がします。
非常に満足度高いのですが、同時に日本で勝てる企業が見当たらないという脅威を覚えました。
私は、元SONYのVaioを含むSONY陣営には、高単価高付加価値で差別化した販路を見出して欲しいとずっと思っていたのですが、VaioZを20万円で徹底的に振り切ったPCを発表したあと、何だか残念なスマホを発表していたりと、迷走せずに突っ走って欲しいと切に願っています。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/315/315302/
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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