SVGのアニメーションはCSS3で実装するのがよさそう
グラフィックスの要素をPNGやJPGなどより軽量サイズで作成でき、
色を変えたり、ある程度自在に扱うことができるSVGですが、
1つ問題点があります。
それは、アニメーションの実装です。
SVGではSVGの規格としてアニメーションが存在しますが、
こちらはIEでは最新バージョンの11で対応がされていないなど、対応ブラウザが限られており、
実際に公開するサイトとしては現時点では利用ができません。
また、JavaScriptで実装しようとすると、とてもブラウザに負荷をかけてしまい、
動きももっさりとしたものになってしまいます。
これらの問題を解決するのが、CSS3のアニメーションです。
CSS3のアニメーションもIE10以上という制約はあるものの、
最新のブラウザは網羅しているので、実用としての可能性はより高いものとなります。
SVGとCSS3アニメーションの効果的な使い方を検討してみましたが、
複数のグラフィックを別々に動かす場合、
1つのSVGの要素の中でそれぞれの要素をアニメーションさせるよりも、
↑こちらのDEMOのように、HTMLの各要素の中に部品としてSVGを読み込んで、
SVGを読み込んでいるそれぞれのHTMLの要素に対して、CSS3でアニメーションさせるのが、
いいのではないかと思います。
もちろん、IE9はまだそれなりにシェアがありますので、IE9用にjQueryの振り分けはまだ必要かもしれません。
Author Profile
NINOMIYA
Webデザイナー兼コーダー出身のフロントエンド開発者です。 UXデザインやチーム開発の効率化など、勉強中です。
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