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ダウンロード数成長率2位!7sGoodとはどんなECなのか。

ダウンロード数成長率2位!7sGoodとはどんなECなのか。

はじめに

これまで、SHEINやTEMUなど話題の新興ショッピングアプリを紹介してきました。

今回は、ショッピングアプリのダウンロード数成長率が、TEMUに次ぐ2位となった「7sGood」を紹介します。

Sensor Tower [「2023年世界の新興ショッピングアプリインサイト」](https://sensortower.com/ja/blog/state-of-emerging-shopping-apps-2023-report-japan)

7sGoodの特徴

TEMUやSHEINは、昨年ニュースなどでもよく耳にするようになりましたが、「7sGood」の知名度はまだ一般的には高いとは言えないと思います。ただこのアプリは、中国商品を販売するという点はTEMUやSHEINと同じですが、異なる戦略を持っていることも伺えます。 2つの特徴を紹介いたします。

TikTokのようなショート動画

最大の特徴とは今主流のショート動画によるショッピングがメインということです。 何か具体的なほしい物があってアプリを開くというよりも、商品を動画を通して見つけ出すことに重きをおいているようです。

ショート動画を7秒間、観るごとに1ポイントが付与される仕組みになっており、ついつい見てしまいます。1ポイント=1円で購入の際に利用できます。

信頼感を醸成する仕掛け

見える品質と称して、さまざまな取り組みをしているのも特徴です。一部の商品のショート動画の後には、実物検証という動画が再生されます。これは、派手なエフェクトなどを排して、商品の機能や細部を淡々と見せる動画です。期待通りの商品が届くのか確認することができます。

また注文ごとに撮影された梱包動画が、出荷前にアプリに届きます。丁寧で安心な物流をアピールしているようです。

このように安かろう悪かろうのイメージがある中華系商品に対して、安心感・信頼感を醸成しようとしていることが分かります。

運営会社HHO Limitedについて

HHO Limitedという名古屋、杭州、香港に拠点を置く企業が運営しています。7sgood以外にもペット用品ブランド「HHOLOVE」、イヤホンブランド「HHO Gene」を展開する企業でもあります。

HHO創業者兼CEOの無招は、アリババにて11年間プロダクト開発に携わり、グループ副総裁を歴任したほか、以前に日本に11年間在住しIT業界でのキャリアを経験したそうです。

現状、日本でのみ展開しているのもこういったバックグラウンドが影響していそうです。

まとめ

今回は、「7sGood」の紹介をしました。TEMUやSHEINと違い日本のみの展開で、安心・安全を謳っているのが印象的です。 今後の動向に注目したいです。

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著者近影

IKUTA

最近、よくセミナーにも登場します。

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