2016/01/06
JavaScriptでオブジェクト指向のプログラムを組む初歩の紹介
最近はJavaScriptを使ったWEBページ上のアプリがどんどんリッチになってきており、
それに合わせてプログラムの規模も大きくなることが増えてきています。
プログラムの規模が大きくなってくると、
いかにメモリを浪費しない、効率的なプログラムを記述するかということが重要になってきます。
そこで重要になってくるのが、オブジェクト指向のプログラミング方法です。
オブジェクト指向とは、繰り返し利用するプログラムを部品として定義しておき、
それを組み合わせてプログラムを組んでいく方法です。
C++、C#、JAVA、PHPといった言語でオブジェクト指向のプログラムを行う場合は、
クラスというものを使います。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 | //クラスを定義 class exampleClass() { public $var = 100; //プロパティの宣言 // メソッドの宣言 public function displayVar() { echo $this->var; } } $obj = new exampleClass(); $obj->displayVar(); |
JavaScriptでも、IE、Operaを除く最新のブラウザではクラスを利用することができますが、
現在のところはprototypeという仕組みを使うのが通常です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 | //コンストラクタを定義 function exampleObject() { this.var = 100; //プロパティの宣言 } //メソッドを定義 exampleObject.prototype.alertVar = function() { alert(this.var); } var obj = new exampleObject(); obj.alertVar(); |
Canvasなどで同じ図形を同時に大量に描画するようなプログラムでは欠かせないプログラムの方法ですので、
私も使いこなせるように実務でも積極的に使っていきたいです。
参考図書
ブレイクスルーJavaScript フロントエンドエンジニアとして越えるべき5つの壁―オブジェクト指向からシングルページアプリケーションまで
参考サイト
Author Profile
NINOMIYA
Webデザイナー兼コーダー出身のフロントエンド開発者です。 UXデザインやチーム開発の効率化など、勉強中です。
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