Ethnaを使ってみました
仕事の需要で、Ethnaのフレームワークを使ってみました。
バージョン
Ethnaというのは、グリー社が開発したPHPフレームワークの一種で、最終バージョンは2.6のようです。
とは言え、バージョン2.6が出てきたのは2011年の春のようで、もう1年ぐらい更新はしていなくて、開発が止まっているかなと思います。
今回使うのは、バージョン2.3ぐらいで、2007年ごろのものです。
Ethnaの特徴
自分がSymfonyもCakeもの経験者であり、Ethnaを見て、「こういう使い方もありえるか」と思いました。
下記は、自分が思ったEthnaの特徴を書きます。
1、MVCとはいえ、わざわざview表示(smartyに渡る)のため処理を作っていて、Controller(action)との分けが曖昧になっている
2、routingの設定がない。そのかわりに、urlに「acton_xxx」という名前のパラメーターがあって、その「xxx」は処理を担当するactionの名前になり、なんか微妙に頼れない感じ。
3、actionごと、action_formというものがあって、urlで使えるパラメーターの名前と種類(数字や文字列など)の定義をしている。これはなかなか興味深い!
4、Model側では、DBとのORM連携をしていなくて、直接SQL文を発行してDB操作をしているらしい。
まとめ
最近フレームワーク(symfonyなど)の進化が激しくて、いろいろ開発に便利な機能(考え)も取り込まれて、よいものになっています。
それらと比べると、Ethnaはもう時代遅れになっているかもしりません。
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スターフィールド編集部
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