CodeIgniterの基本的な設定
今週はCodeIgniterの基本的な設定について勉強したことを記述したいと思います。
CodeIgniter でWebアプリケーション作成の流れ
CodeIgniterのダウンロード・解凍
解凍した「CodeIgniter_2.1.0」ディレクトリの中には、
「application」
「system」
「user_guide」
「license.txt」
「index.php」
上記のファイルが入っています。
※動作に必要なものは 「application」、「system」、「index.php」。
インストール成功した場合は「Welcome to CodeIgniter!」というページが表示されます。
インストール完了のディレクトリ構成は以下の通りです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 | webapp/ |- htdocs/ | |- index.php | |- images/ | |- css/ | |- javascripts/ | |- application/ | |- cache/ | |- config/ | |- controllers/ | |- core/ | |- errors/ | |- helpers/ | |- hooks/ | |- language/ | |- libraries/ | |- logs/ | |- models/ | |- third_party/ | |- views/ | |- system/ |- core/ |- database/ |- fonts/ |- helpers/ |- language/ |- libraries/ |
ディレクトリの構造
「htdocs」がドキュメントルートになっており、「application」「system」にはHTTPでアクセス出来ない構成になっています。
index.phpの設定
CodeIgniterをドキュメントルート上位ディレクトリにインストールした場合の最低限の設定は、index.phpを修正します。
・「system」ディレクトリのパス設定
1 2 | //$system_path = 'system'; $system_path = '../system'; |
・「application」ディレクトリのパス設定
1 2 | //$application_folder = 'application'; $application_folder = '../application'; |
Timezoneの設定
次はTimezoneの設定を行います。PHP5.1xからデフォルトのTimeZoneを設定しないとログにWarningが出力されてしまいます。もし、php.iniファイルなどで設定されていない場合は、index.phpの先頭で下記のように記述することで解決できます。
1 2 3 4 5 6 | /* *--------------------------------------------------------------- * DATE Timezone *--------------------------------------------------------------- */ date_default_timezone_set('Asia/Tokyo'); |
Webアプリケーション開発の一般的な環境
(index.php)から簡単に動作環境を切り替えることができます。
「環境」設定
開発環境
define('ENVIRONMENT', 'development');
テスト環境
define('ENVIRONMENT', 'testing');
本番環境
define('ENVIRONMENT', 'production');
環境に合わせて、「development」、「testing」、「production」の中から1つを設定します。
モデル
モデルは、Webページに表示するデータなどを抽象化したオブジェクトになります。例えば、ECサイトでは商品、注文情報、顧客情報などがモデルで扱う情報オブジェクトにあたります。
モデルファイルの設置場所は「application/models」ディレクトリ配下となります。
ビュー
CodeIgniterのビューは、基本的には、HTMLコードにPHPコードを埋め込む記述スタイルとなります。
コントローラからのビューの「呼び出し」方、データの「受け渡し」方の2つを覚えるだけとなります。
もし、HTMLテンプレートファイルにPHPコードを埋め込みたくない場合は、CodeIgniterの標準ライブラリの 「 CI_Parser 」ライブラリクラスを利用することで、 簡易的なテンプレートエンジンとしてビューに利用することができます。
ビューファイルの設置場所は「application/views」ディレクトリ配下となります。
コントローラ
CodeIgniterでは、他のMVCフレームワークと違い縛りがゆるくなっています。MVCをうたってはいますが 実際には最低限必要なものはコントローラのみとなります。モデルやビューは必須ではありません。
コントローラファイルの設置場所は「application/controllers」ディレクトリの配下となり、ファイル名はURIの最初のパス文字列に「.php」拡張子を付けたものとなります。
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スターフィールド編集部
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