2022/05/20
世界の休日を取得できるAPI5選
多くのカートでは休日を設定できます。
カレンダーを表示して問い合わせなどの対応可能日時を伝えるというような内容に加え、バックエンドでは休日には発送処理ができないので、お届け日や発送日といったシステムで使用する日付の調整に使っています。
日本国内だけの運用であれば簡単なのですが、越境ECや海外でのECの場合、更にはその組み合わせや複数国にまたがって在庫を置いている場合などは各国ごとの休日を管理する必要があります。
日本にいるとあまり感じることはありませんが、国によっては休日は複雑で、例えば州によって異なったり、年によって祝日の日程が変化したりなどの事情があります。
カートとしてはそれらを自動登録できるとユーザーにとって使いやすいですが、それらの情報をリアルタイムで正しく知る必要があります。今回はそれを解決できるサービスを検証し5つ選定しました。
サービス名 | 年額 | リクエスト数 | 対応国数 | 対応地域数 |
---|---|---|---|---|
Holiday API | 349USD | 無制限 | 250 | 3680 |
CALENDARIFIC | 300USD | 無制限 | 230 | 3300 |
festivo | 599USD | 100万 | 231 | 1737 |
dev.timeanddate.com | 999USD | 50万 | 230 | ? |
Google Calendar API | 無料 | 100万 | 79 | ? |
多数の国、地域に対応する場合はHoliday APIが最もコスパが良さそうです。
Google Calendar APIは無料ですがGoogle Calenderがサービス展開している79カ国でしか使用できないのと、地域での区分がありませんでした。簡易的に使用するのでGoogle Calendar APIが最も良さそうです。
Author Profile
スターフィールド編集部
SHARE