2020/11/13
サーバレス、そして「ストレージレス」の時代へ
引用元:サーバレスの次は「ストレージレス」の実現へ。NetAppがストレージレスを実現する新サービス「Spot Storage」を発表(https://www.publickey1.jp/blog/20/netappspot_storage.html)
今までサーバレス(Serverless)といった言葉がありましたが、これらはサーバーの準備や管理や必要ないことを指し、実際にアプリケーションを実行する際にサーバーに引き当てたり、負荷に合わせてサーバーを増やしたり減らしたり、またサーバーが落ちてしまった時に復旧させたりするといった作業が自動化されて運用管理が必要なくなるものでした。
今回それらの考え方をストレージにも適用することによって同じように運用管理を不要とする「ストレージレス」(Storageless)をクラウド上で実現する新サービス「Spot Storage」をNetAppが発表しました。
Spot Storage (https://spot.io/products/spot-storage/)
動的アプリケーション用の動的ストレージ
要求されるストレージの性能と容量に応じて自動的に増減するようになることによって、予め必要な性能や容量を見積もり、引き当てたりする必要がなくなります。
自動化されたストレージ管理
また、管理だけでなく常に必要最低限の性能と容量を持つストレージリソースが動的に割り当てられる仕組みのため、コストの面でクラウドプロバイダーのボリュームよりも約70%少ないストレージに最適化されると説明されています。
高速なアクセスが必要な時にはSSD等が割り当てられ、逆にアクセスが低い場合などは必要最低限の性能のストレージに自動的に切り替わります。
Spot StorageはAWS、Microsoft Azure、Google Cloud上でNetAppが提供するクラウドサービス「Spot」により提供される予定です。
今までのストレージという定義が少し変わっていくサービスとなっており、自動化やコスト削減といったメリットの部分が多く、より身近になっていってくれればいいなと感じました。
正式リリースはまだされていない為、今後情報等が追加された際には追って行けたらと思います。
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スターフィールド編集部
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