イオンモールカンボジアにおける越境ECとオフラインショップの融合がすごい
はじめに
先日、ロジザード社主催の展示会で越境ECのセミナーをさせていただきました。 イオンモールカンボジアの方と合同で出たのですが、 その方のプレゼンを聞きながら「すごく良いサービスだなぁ」と思ったので、私なりにまとめつつご紹介します。
イオンモール カンボジアとは
そもそも、私はイオンがカンボジアにあることも存じ上げませんでした。
イオンモールのカンボジア3号店となる「イオンモール・ミエンチェイ」が4月7日、首都プノンペン南部に正式オープンした。ASEANにあるイオンモールの中でも、最大規模となる。(中略)敷地面積は17万4,000平方メートルで、ファッション・生活雑貨・化粧品・スポーツ・飲食店など、約250店舗が出店する。このうち、24店舗はカンボジア初出店となる。また、日本からは、「ダイソージャパン」、「リンガーハット」、ホームセンターの「コーナンジャパン」、家電量販店の「ノジマ」などが出店している。
オープニングセレモニーには首相の息子や、駐カンボジア日本大使など錚々たる方々が列席されたようです。
こんな動画も。オフラインとオンラインの融合
カンボジアのイオンモール内に「AEONMALL PLUSショールーム」というものが設置されています。 ここでは、ECでのみ購入できる海外の商品や高価格帯商品を実際に手に取ることが可能です。
越境ECの課題点として、「配達されるまで実物がわからない」点があります。 当然それは越境だけではないですが、物理的に距離が離れている場合、そして自国の企業の商品でない場合は、その不安感はより大きなものになります。特に高額商品ほどその傾向はあるでしょう。
越境EC支援の老舗企業ジェイグラブさんが、イオンモールと一緒に行っている事業のようです。
まとめ
越境ECの今後の傾向として、オフライン店舗との融合やインバウンド事業との融合がより強くなることが予想されます。 その意味でも、先進的な取り組みだと思われます。弊社としても応援していきたいです。
Author Profile
HASHIMOTOHIROKI
1984年香川県生まれ。 早稲田大学第一文学部哲学専修卒。 三味線奏者、豆腐屋、八百屋を経て、現在はスターフィールド株式会社で、あらゆる日本企業を世界進出させるべく越境ECの普及に力を注ぐ。 特に中国、台湾向けECカート導入がメイン業務。
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