越境ECで台湾コンビニ受取が可能に!ECMSの新サービスが手軽&画期的すぎる!
はじめに
台湾向けの越境EC配送で、事業者様・支援事業者共に「台湾コンビニで越境ECの買い物が受け取れるようにする」というのは、台湾越境ECでの販売ボリュームを増やすための重要な施策と考えられています。
台湾では、共働きが多くて日中荷物を受け取れない家庭が多いことや、コンビニで公共料金まで払う等コンビニの利便性が非常に高いことから、ECでの購入品をコンビニで受け取りたいというニーズが非常に高い傾向にあります。
日本からの越境ECでも台湾のコンビニでも受け取れたら・・・と思っていたら、
なんと、ECMSジャパン社が台湾コンビニ受取サービスを開始されたという事で、サービスについてまとめてみました!
サイト上に掲載されている情報のほかに、弊社が実際に質問をさせていただき、お答えいただいた内容も併せてご紹介します!
ECMSスタンダードEXPRESS台湾コンビニ受け取りについて
ECMSスタンダードEXPRESSは、「EMSより安い」国際宅配サービスです。
台湾向けで、1kgの荷物を出荷すると、EMSだと2200円かかりますが、ECMSだとなんと1170円!
また、専用サイトにて荷物や送り先の情報を入力して発送することができる等、非常に手軽に海外配送をすることができます。
今回の記事でご紹介をしている「台湾コンビニ受取」、実はこれまでの出荷スキームに変更はありません。
変更があるのは、「出荷後」です。出荷後の流れは下記のようになるそうです。
- 荷物が出荷された時点で、台湾の購入者にSMSで受け取り場所の希望を聞く通知が送られる
- そのSMS上で、購入者が受け取りたいコンビニの店名や店番号を入力することで、荷物と送り先のコンビニの情報が紐づけられる
- コンビニに荷物が到着したら、コンビニ側から購入者にSMS通知が届く
- コンビニでは、SMSで送られる受け取り番号と、荷物を照合をして、荷物を受け取ることができる
コンビニ受け取りまでの流れは出荷後に行っていただけるため、ECサイト側での改修や、コンビニ選択できるAPIの接続等も必要はありません!
ECMSを利用する台湾向けの全ての荷物でこのサービスが利用できるようになります!
事業者様にとっては、これまでのスキームを変更することなく、台湾コンビニ受け取りを導入できる点が魅力的なのではないでしょうか!
細かい質問にお答えいただきました!
Q.コンビニ受取を利用する際の手数料などはありますか?
A.ございません!
ECMSスタンダードEXPRESSの料金テーブルは、ECMSが集荷にお伺いし海外購入者までお送りする「Door to Door」と、ECMSの日本倉庫から海外購入者へお送りする「Warehouse to Door」の2パターンがあります。
荷主様には、上記パターンのどちらかをお選びいただき、台湾宛に荷物をお送りいただくだけで、台湾コンビニ受け取りをご利用いただけます。
ECMSスタンダードEXPRESSの料金表はコチラ:https://www.ecmsglobal-jp.com/pricelist
Q.SMSに購入者が回答しなかったらどうなりますか?
A.出荷の時点では、お荷物と台湾の購入者様の自宅の住所をいただく事になります。
そのため、購入者様がSMSに購入者が回答しなかった場合は、既に紐づいている購入者様の自宅にお届けいたします。
Q.台湾人は最寄りのコンビニの店名や、店番号を知っているのですか?
A.正確に覚えている人は少ないかもしれませんが、非常に多くの方がコンビニでの受け取りを利用されているので、コンビニの店名や店番号を簡単に検索できるサイトのようなものがあるようです。
また、店名や店番号を入力してください、というフローは台湾の方にとっては一般的なため、違和感を感じられる方もいらっしゃらないと思います。
Q.購入者がコンビニに受け取りに来てもらわなかったら?
7日間コンビニに保管したのち、台湾の倉庫に返送されます。
まとめ
ECMS社がスタートされた、台湾コンビニ受取についてまとめてみました!
台湾向けの越境EC出荷量を増やしたい、お客様からコンビニで受け取ることができないか質問が来る、といった越境EC事業者様、ご導入を検討されたらいかがでしょうか?
Author Profile
MINGFAN
自称東南アジアオタク。SNSの中の人、メルマガの人です。アジアのマーケット事情やShopeeの運営系を中心に書いてます。
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