Lazadaパートナー制度のご紹介
はじめに
東南アジアのECモールにおいて、最大級のモールの一つであるLazadaのパートナー制度をご紹介致します。
Lazadaパートナーついて
現在は、Alibabaグループ傘下ではございますが、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムと東南アジア6カ国に展開するECモールですがその中でも英語でパートナー制度として公開されているフィリピン、シンガポールのページを元にご紹介させて頂きます。
Lazadaフィリピンのパートナーページ
https://pages.lazada.com.ph/wow/camp/lazada/channel/ph/Lazada-Partners/
Lazadaシンガポールのパートナーページ
https://pages.lazada.sg/wow/gcp/lazada/channel/sg/long-term/lazada-partners-singapore
Lazadaジャパンのページ
日本語ページもございますが、パートナーに関する詳細はございません。
フィリピン、シンガポールではそれぞれページが用意されておりまして、内容は多少異なるものの概念的には同一と判断致しましたので、ご紹介させて頂きます。
まず、サービスのラインナップが記載されています。
フロントエンドとバックエンドに分かれており、
- フロントエンド
- 店舗のデザイン制作
- 店舗運営代行
- マーケティング
- データ解析
- バックエンド
- カスタマー対応
- 在庫管理
- 付加価値サービス
- 物流
と分類されています。
さらに、Lazadaプラットフォームと連携出来るシステムに対しても言及しており、
- ECマネジメントシステム
- 小売店舗システム
- オーダーマネジメントシステム
- 物流マネジメントシステム
もLazadaパートナーとして紹介されています。
オペレーションモデル
ブランドはメーカー、小売さんであり、実際にLazada内で店舗を構える会社を指しています。
この表で述べられていることはブランドさまは各種情報提供(Provide)してくれれば、あとはLazada Partnerが頑張りますということだと思います。
そして、PlatformであるLazadaは場の提供と、物流だけは提供しますという切り分けになります。モールが提供する物流サービス、LazadaではFBL(おそらくAmazonのFBAに相当するFulfillment by Lazada の略称と思われます。)は深掘りできる内容なので、また別記事で取り上げてみたいと思います。
ベネフィット
5つのベネフィットを掲げており、
- 煩雑ではないワンストップソリューション
- 統合された在庫
- 最上級のサービス
- プラットフォームのエキスパート
- そのカテゴリーのエキストパート
を提供することを謳っております。
パートナー認証
パートナー認定されている会社が紹介されています。フィリピンは三ツ星のみですが、シンガポールは三つ星に加えて、二つ星、一つ星のパートナーも掲載されており、企業数や事業規模の大きさに比例しているものと思われます。
まとめ
Lazadaパートナー制度ですが、日本法人にもパートナーは複数社いらっしゃるので、日本法人ベースであれば、もちろん日本のLazadaパートナーへ依頼、相談するのが良いかとは思います 。
もし既に現地法人、現地スタッフが存在するか、今後ご予定されているようであれば、各国のLazadaパートナーへ相談するという選択肢もありますというご紹介でした。
ぜひ参考にしてみてください。
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
SHARE