各国の決済事情シリーズ
「アジアの決済事情を網羅」
はじめに
大陸ごとの大きい決済トレンドを見るシリーズ4弾、最後はアジアで締め括ります。
世界を4分割した時にユーラシア大陸を南アジアに属するパキスタンを境に東側をアジアと称します。パキスタンの左隣は中東イランとなり、これは前回ご紹介したEMEAに属します。
上図の通り、非常に広範囲で経済格差も大きいですが、インドからオセアニアを含むアジア地域をAPACと呼称するように世界を大別した時に、用いられる区分として今回はご紹介します。
主な決済手段
対面式の主な決済手段
北アメリカはクレジットカード、ラテンアメリカは現金、EMEAはデビットカード文化とすると、アジアは電子決済文化があると言えます。
世界2位の経済大国中国がけん引する指標ではありますが、アジアの中でもキャッシュレス化比率世界一の韓国があるなど、アジアは電子決済先進国と言えるでしょう。
《出典》Worldpay
Eコマースの決済手段
オンラインでは、2018年時点で電子決済のシェアが一番となっています。
この割合はEMEAを凌ぐ値で、電子決済のシェアを見た時、既に世界1と言えます。
2022年予測でもその流れはさらに加速する予測となっています。
《出典》Worldpay
まとめ
マクロで見渡した時に、アジアは既に電子決済文化で世界で最も進んでいることが分かりました。
銀行送金、代金引き換えが2022年予測で14%までになることから、ますます越境ECの優位性が高まっていくことが考えられます。
関連記事はこちら
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
SHARE