Bigcommerceのフリートライアル版使ってみた
big commerceはアメリカのオースティンに本拠地を置く、ECの2015年6月時点で95,000社に提供をしている有数なECサイト構築プラットフォームです。
昨年、Paypal元幹部がジョインし、株式公開を目指すほど勢いのある会社です。
Former Paypal Executive Joins Bigcommerce As CEO
https://en.wikipedia.org/wiki/Bigcommerce
が、日本には全く進出しておらず、日本語での情報も皆無な状態でしたので、フリートライアルで触って見た内容を書いてみました。
サイトからトライアル登録
価格表
月次の価格表は上記のような価格で、スタンダードで3600円($1≒120円)と手頃です。
もし、弊社が導入するとするならば、pro版でもオーダー数が一ヶ月で引っかかってしまうような気がします・・・
トライアル
とりあえず今回はフリートライアル進めます。
フォームに入力するだけ。
登録はオンライン上で完結。
サブドメインでのサイトが30秒で出来た
さすが。まずはサブドメインで生成されました。
ツアーが始まりました。
ユーザーにやさしい設計です。
管理画面をザックリチェック!
管理画面大項目
管理画面の項目として翻訳すると以下のような構成でしょうか?
- ダッシュボード
- 検索
- 受注
- 商品
- 顧客
- コンテンツ
- マーケティング
- 解析
- アプリ
- 設定
- ヘルプ
- サイト閲覧
デザイン編集
この中でデザインの大項目が見当たらなかったので探したら編集するのものは、設定の中にありました。
上記のようにエディターが画面内に出現し、独自タグが確認出来ましたので、この辺りはタグリファレンスを見ながら習得をしていくことが必要かと思います。
テーマも複数用意されていて、切り替えるだけでデザインを変更することも出来、エンジニアを抱えるチームにはエディターを提供し、シンプルにショップを構築したい方には、テーマを提供するこの2段構えはよく出来たシステムだと思います。
足りない機能はアプリで外部システム連携
Appsの項目では、メール送信やチャットツールだったり、在庫連携システムなど外部システムと連携をするインタフェースが備わっていました。まるでプラグインをインストールするかのように機能追加が可能になります。
Bigcommerceとしても、ECの基幹部分にフォーカスをし、補助的に機能は外部連携をしていく姿勢が伺えます。
決済はPaypalがデフォルト
料金表にも記載があったので、Paypalと強いコネクションがあるのでしょう。
https://www.bigcommerce.com/pricing/
5大カードブランドにおいては、他の選択肢を考える必要がないくらいにとても安いレートが設定されています。
これも冒頭にあった、どちらが先かは分かりませんが元Paypal幹部をCEOに据えた戦略の一つなのではないかと推測します。
ヘルプが充実している
- コミュニティ
- チュートリアル
- メールサポート
- チャットサポート
- スタートのナビゲーション
と複数の手段が準備されており、手厚く好きな方法でサポートを得ることが出来ます。
独自ドメインもSSLもOK
フリートライアルでは設定ができなかったのですが、項目としては存在していたので、もちろんOKでしょう。
面白かったのは、301リダイレクトも設定が出来る項目があるので、サイトを移行した際も.htaccessを直接編集せずに、管理画面上で設定が出来るようになっていました。ただ、301リダイレクトと正規表現を正しく理解していないとちゃんとした設定は出来ないと思いますが。
まとめ
当社のLaunchCart負けてない。
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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