Googleカレンダーからガントチャート「GANTTplanner」
あくなきガントチャートへの愛。そして、生産性向上への追求。
過去に何度も生産性向上のためのツールを紹介してきましたが、その中でも未だにしっくり来ていなかったのが、スケジュール管理ツールです。
社内のタスク管理はbacklogに集約しているので、その中でスケジュール管理に不都合はないのですがbacklogやredmineなどのツールを使っていないお客様との共有をする時、複数社が集まるチームでのプロジェクトの時、backlogやredmineでも個別にアカウントが必要で初めてのツールを使って頂くとなるとよほど長く続くプロジェクトでもない限り導入ハードルがどうしても高いんですよね。
一番ハードルが低く皆さんに見て頂けるのがエクセルですが、雛形はあれど作成に一番時間が掛かり、軌道修正の必要が生じた時やバージョン管理をしていくのが非常に工数が掛かります。
そんな中でもっと手軽に共有するためのスケジュール管理ツールでしっくり来たものが正直なかったのですが今回、Googleカレンダーと連携する「GANTTplanner」というサービスがあったのでご紹介します。
料金プラン
月$19からとなっており、初回は30日の無料期間がついています。
使い方
アカウント登録
登録はおなじみのGoogle認証なので、フォームの入力などは一切ありませんでした。
ガントチャートの登録
ガントチャート用のカレンダーを新規作成します。
今回は「test」という名前で作成しました。
最初、自分の日々の予定を入れているメインのカレンダーを選択してしまったら打ち合わせの予定などが全て読み込まれカオス状態になりました。
あとはガシガシとタスクの大項目を作り、
横にドラッグして個別タスクを登録していきます。
サービスの画面は英語ですが、日本語も登録いけます。
まさに、横スクロールに最適化したGoogleカレンダーといったところです。
日、週、月、四半期さまざまな表示形式に対応
大きなプロジェクトから小さなプロジェクトまでさまざま対応出来ますし、俯瞰して見るときにも便利ですね。
ガントチャートのエクスポート
画像かPDFでダウンロード出来ます。
こちらは実際にダウンロードした画像です。
ガントチャートの共有
ガントチャートの共有の仕方はGoogleカレンダーに準拠します。
http://help.ganttplanner.com/knowledgebase/articles/447142-how-do-i-share-a-gantt
共有されていないアカウントでアクセスするとこのようにアラートが出て表示されません。
Googleカレンダーからの見え方
testというカレンダーだけを表示しています。
初めて知ったのですが、一つのカレンダーの中でも予定別に色を変更出来るのですね。
まとめ
お手軽さでは一番よいツールかもしれません。
必要十分な機能を備えつつ、Googleカレンダーで出来ることをガントチャートツールとして見せてくれています。
共有は申し分ないのですが、エクスポートがもし、スプレッドシートかエクセル形式で出力出来たら最強です。
Author Profile
YUJI MEZAKI(代表取締役副社長)
代表取締役副社長をやっています。 越境ECとWebマーケの営業担当しています。 なんでもカリカリにチューニングして生産性あげるのが好きで勉強したビジネスフレームワークの記事多め。 趣味はPC自作で会社のWindowsデスクトップはほぼ自分が組みました。 1985年生/2008年早大卒/
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