EC業界でも普及しはじめたVR
近年、広がりを見せるVRですが、Eコマースの業界においても徐々にVRの活用事例が出てきましたので、いくつかご紹介してみたいと思います。
ebayがVR百貨店をオープン
ebayが5月25日に”バーチャルリアリティのショッピング体験ができる世界初の「バーチャルリアリティ百貨店」(VR百貨店)をオープンした”と発表しました。
google cardboardのようにスマートフォンを利用した簡易のヘッドセットで利用するサービスで、ヘッドセットの名前は「ショプティカル」。
商品を選択したりカートに入れたりする操作は、視点を合わせて行うとの事で、cardboardのアプリに多いUIになっています。
規模については1万2000以上の商品を観覧できるとの事。
こちらがプロモーション映像です。
Trillenium 将来、本当にお店に行く必要がなくなるのでは・・・
これはまだβ版という事ですが、実際の店舗をそのまま再現していようというのがTrilleniumです。
質感や操作性という面でまだ不足している部分はあるかと思いますが、じっくり商品をみたり買い物そのものを楽しむという、リアル店舗ならではの要素をECが獲得する事によって、リアルとECの差が徐々に無くなっていくのではないでしょうか。
Oculus Riftやスマホ向けのデモアプリをダウンロードすることもできます。http://www.trillenium.com/
商品を見て頂くと、内装とは若干質感が違うと感じられますが、これは3Dをフォトスキャンで作成しているとの事でした。
ECでVRを活用する際に商品を3D化する際の労力・クオリティーがネックになると個人的に考えていたので、この技術は非常にうれしい発見です。
無料で作成するアプリケーションも存在しているようですので、今後深く掘ってみたいと思います。ちなみにフォトスキャンテクノロジーとは
中国から渋谷で買い物 越境ECにVRを取り入れるKABUKIペディア
kabukiペディアは日本に関するブログ・動画・VRといったコンテンツ主導型の越境ECモールで、2017年の春にはVRのモールをオープンする予定との事です。
下のリンクはテレ東で同モールを取材した動画です。
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スターフィールド編集部
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