2016/06/08
ざっくり分かる!中国マーケティングで有力なDSPとは!!
中国国内向けのマーケティング施策として、DSP広告は依然有効である。
あまり詳しくないクライアントに「DSPとはなにか」と分かりやすく説明するために、WEB広告黎明期から時系列で広告の進化についてみてみたい。
ベタ貼り
ネット広告黎明期の広告。
サイトのトップページに、期間を定めて出していた。
サイト運営者が手作業で広告画像を貼り付ける、一番原始的な方法。
サイトのアクセス=広告掲載レポート
媒体社のアドサーバー利用
各サイトが独自のアドサーバーを開発して、広告配信をしていた。
サイトの広告スペースに、アドサーバーに画像を読み出しにいくための広告配信タグが貼られていて、ベタ貼り時代の手作業から自動化が図られた。
広告の掲載状況や、レポート出力などもアドサーバーで管理できるようになり便利になったが、アドサーバーは個々のサイトでスペックがバラバラでクオリティも高くなかった。
アドネットワークによる配信
アドネットワークとは、複数サイトの複数広告枠をまとめて、広告を配信する事業のこと。
サイト運営者(媒体社)としては、自社のウェブサイトの広告掲載面に指定のタグを貼るだけで、広告営業も掲載業務もレポート業務もすべて代行してもらえる仕組みなので、中小規模のサイトでも広告業務に煩わされることなくコンテンツつくりに専念することができるようになった。
DSP
アドネットワークとDSPの違いを一言で表すと、
アドネットワークは「複数のサイトをネットワーク化した広告ネットワーク」であるのに対し、DSPは「複数のアドネットワークへの配信を一元管理して行う事ができるツール」である。
ポイント
- 「枠」から「人」へ
- 「人」に広告をうつことで、ひとつひとつの広告配信を誰に向けて行い、誰がその広告に反応したかを見る(把握する)ことが可能に。
- 継続的に、PDCAを短いサイクルで回すことが可能
参考にさせてもらいました
Author Profile
HASHIMOTOHIROKI
1984年香川県生まれ。 早稲田大学第一文学部哲学専修卒。 三味線奏者、豆腐屋、八百屋を経て、現在はスターフィールド株式会社で、あらゆる日本企業を世界進出させるべく越境ECの普及に力を注ぐ。 特に中国、台湾向けECカート導入がメイン業務。
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