越境ECアプリbolomeの効果を目の当たりにしました
越境ECアプリbolomeの実力!
日本と同一価格 + フラッシュセール + 実況ライブ中継
を売りにした越境ECアプリのbolome。
「越境ECの唯一の成功モデルだ」という人もいるくらいで、すごいすごいとは聞いていましたが先日初めてお昼の番組を最初から最後まで視聴しました。
そもそも、bolomeとは
こちらの記事に詳しいのですが、以下のような3つの売りがあるアプリ型の越境ECサービスです。
日本と同一価格
日本の商品を中国にいながら買う方法としては、C2Cのタオバオなどがありますが、中国の人が不満なのは「代理購入者の手数料が乗っているから、日本での売価より20~30%高いこと」。
bolome では日本の商品を、日本の問屋から卸売価格で購入して、日本の売価と同じ価格で、中国人にオンラインで販売します。
フラッシュセール
実況ライブ中継
商品の販売は、中国の人の昼食休憩時間にあたる12:30〜13:00 にフラッシュセールで行っており、日本の小売店の店頭から中国人レポーターが双方向チャット付きの実況中継動画で商品を紹介しています。
この時間帯に、全売上の25%が集中しているそうです。
中継を観てみた
12:30から生放送なので、それまではこんな画面です。
今日は鳥取県のかばんメーカーさんの商品が紹介されるようです。
番組スタート!
中国人美女(真ん中)と、お笑いっぽいポジションな中国人女性(右)が登場!
店員の女性(左)とトークを始めます。
真ん中の美女は日本語もできるので、店員さんと日本語で話しながら、随時通訳していきます。
まず紹介されたのは、名探偵コナンとのコラボ商品。
なぜコラボしているかというと、作者の青山剛昌が鳥取県出身だからだそうです。
次の商品は、ゲゲゲの鬼太郎とのコラボ商品。
コラボしまくりますねぇ。
言わずもがな、鳥取は水木しげる先生の出身地だからですね。
目玉オヤジモデルのバッグ。
鬼太郎のちゃんちゃんこモデル。
もちろん漫画とのコラボモデルだけでなく、スタイリッシュなデザインのものもあります。
そして、このカバンの一番の特徴は、折り紙のようにかたちを自由に変形できるところ。
このような特徴は、ライブ実況だとよく伝わっていいですね!
美女とお笑い担当の女性以外にも、男性も登場して、ちょっとしたお笑い番組のようなノリです。
美女がバッグを背負ってポーズを取った後に、お笑い女性がポーズを取って笑いを取る…ようなほのぼのしたノリで、僕もだらしなく笑ってしまいました。
日本の通販番組のような作りこまれた構成、演技はなく、素人が即興で作っているような雰囲気です。
実際スマホで撮影しているようです。
効果の程は?
どれほど売れたのかは不明ですが、bolomeで商品を紹介してもらったというだけで、日経地方版で記事になっていました。
Author Profile
HASHIMOTOHIROKI
1984年香川県生まれ。 早稲田大学第一文学部哲学専修卒。 三味線奏者、豆腐屋、八百屋を経て、現在はスターフィールド株式会社で、あらゆる日本企業を世界進出させるべく越境ECの普及に力を注ぐ。 特に中国、台湾向けECカート導入がメイン業務。
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