2017/03/15
2017年最新版・越境ECの情報収集方法はこれだ!
越境ECに参入しようとしたとき、まず最初にすることは情報収集かと思います。
越境ECの市場規模は? どんな参入方法がある? 成功事例は? そもそも越境ECとはなに?? などなど。
ですが、調べれば調べるほど、越境ECがわからなくなるという方も多いのではないでしょうか。
実際、ネット上に溢れる越境ECの情報は下記の理由から、バイアスがかかっており、適正な情報収集は難しいという現状があります。
越境ECの情報収集が難しい理由
情報が古い
越境ECを取り巻く状況は日々変わっていきます。
先月まで有効だった手法が、いきなり使えなくなることも。
たとえば、2016年に中国で発表された越境ECに関わる法律改正で、それまで有効とされていた保税区をつかった物流のメリットがほとんど無くなってしまいました。
ネット上には、古い情報がそのまま残っていることも多々あり、どれが最新情報かの判別が非常に困難です。
バイアスがかかった情報
越境ECで検索すると様々な「耳寄りな」情報が出てきます。
「この方法を使うと成功しますよ」と甘くささやきます。
ちょっと待って下さい。その情報の発信元はどこですか?
多くは越境ECの支援業者が、自分たちのサービスを売るために、自分たちの都合のよい情報を選別して発信しています。
もちろんそれはある程度仕方のないことで、弊社のサービスサイトでもそのようになっています。
ですが、越境ECを網羅的に、公平に知りたいかたにとっては、様々な視点と主張が錯綜しているようにみえるかもしれません。
全部に詳しい人はいない
では、越境ECの全体像を詳しく解説した情報源はないのかというと、残念ながら適正なものはそう多くありません。
というのも、越境EC自体は非常に幅広い知見が必要なジャンルです。
サイト構築、マーケティング、物流などの専門知識に加え、対象国が変わると必要とされる知識も大きく変わります。
中国の物流に詳しい人が、欧米圏の物流にも詳しいとは限らないのです。
実際に私は越境ECのサービス提供者(弊社の同業者ですね)の繋がりも深く、よく情報交換をするのですが、全範囲をカバーしている業者は皆無と言っていいでしょう。
越境ECを網羅的に解説
とはいえ、いくつかの中立、網羅的な情報源も存在しますので、いくつかご紹介します。
中小機構による越境ECマーケティング支援動画
ちょっと情報古いですが、概要としてよくまとまっています。
http://crossborder.smrj.go.jp/#news03
Facebookの越境EC系事業者の公開グループ
越境ECラボという、越境ECの事業者が参加しているグループです。
やはり最新情報を知っているのは事業者たちです。
グループに追加してもらう必要はありますが申請すればおそらく許可は降りるのではと思います。
https://www.facebook.com/groups/1701015003461278/?fref=ts
各種セミナー
事業者が主催しているものですが、複数まわって、複数の会社から話を聞けば、総体として全体像を把握することは可能だと思います。
越境EC関係のセミナー情報は下記などにまとまっています。
■ECのミカタセミナー紹介ページ
https://www.ecnomikata.com/seminar/
■越境ECの教科書
http://www.ec-overseas.com/category/seminar/
■弊社セミナー情報
http://launchcart.jp/seminar/
弊社のセミナーはなるべく網羅的に、最新情報を、そしてメリットだけでなくデメリットも包み隠さず紹介しています。
また、革新的なサービスを提供している他社越境EC事業者(マーケティング、物流など)とも共催していますので、
越境ECの全体像を把握するのにもおすすめです。
最後に自分のところの宣伝ですみません!
Author Profile
HASHIMOTOHIROKI
1984年香川県生まれ。 早稲田大学第一文学部哲学専修卒。 三味線奏者、豆腐屋、八百屋を経て、現在はスターフィールド株式会社で、あらゆる日本企業を世界進出させるべく越境ECの普及に力を注ぐ。 特に中国、台湾向けECカート導入がメイン業務。
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