2018/03/13
【小程序】公開から1年が経過
以前、
こちらの記事で紹介した微信の新プラットフォーム「小程序」が、昨年の1月のリリースから1年が経過した。
結論から言うと、1日の利用者数は1.7億人、小程序を公開する企業は58万社に達し、今や情報を提供する企業、利用するユーザーともになくてはならない存在になりつつあるようだ。
話を聞く限り最も利用されているのは飲食店のようだ。
良く行く店舗の情報が位置情報によって切り替わったり、小程序を開くとすぐに「近くのストア」というボタンがありAIと位置情報から最適な店舗をレコメンドしてくれるようだ。
さらに小程序はAPIが充実しており、各アプリ内でユーザーに対して各情報へのアクセス許可を得ることにより、例えば位置情報からチェーン店舗を近い順に並べたり、微信のプロフィール情報を取得してアプリ内で再利用したりなどができる。
小程序のAIP
https://mp.weixin.qq.com/debug/wxadoc/dev/
この図は最寄り且つ現在時刻営業中の吉野家の店舗。
現在提供可能なメニューが表示されている。
ちなみにこれは吉野家のデリバリー用のアプリ。
もちろんWechatPayで支払いも可能。
もちろんEコマースも可能だ。
商品情報はタオバオ、ニュースであれば微博など様々な情報の入り口が微信1つで完結できてしまう状態になっている。
更に大きくなる可能性を秘めている、経済圏としての微信を今後も注視していかなければと再確認した。
Author Profile
HOSHINO
ECのことを中心に書きたいと思います。 ネタが無いときはプログラムやデザインのことも書きます。
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